
海外のアートフェアでもときどき見かけるシリーズの作品です。ドナルド・バチェラーの1点モノ、89年のドローイング。バチェラーの絵はどれもかわいいですが、とりわけ人を描いた作品はこの作家の真骨頂と言えます。これぞバチェラー!
1956年、コネチカット州、ハートフォード生まれ
ボルチモアの美大卒業後、ニューヨークに出てクーパー・ユニオンで学んだバチェラーの作品は、子供が描いた下手くそな絵としか見えない。それもそのはず実際に子供の絵を模写し、そのスケッチをもとに制作されるのだ。ほかにもトイレの落書き、精神病患者の絵、古いコミック、中華料理店の紙ナプキンなど、自分では描けそうもない面白い形や、想像もつかないイメージを見つけてきては、スケッチして集めておく。制作はコレクションしたスケッチの中から、慎重にいくつかを選び出して構成することから始まる。一見無雑作に描かれたかに思われる画面は、実は念入りなイメージの選定作業とその配置に十分な時間がかけられているのだ。たまたま出会った人に、何か絵を描いてもらい、それを材料とすることもある。素朴なコミュニケーションとシンプルなものの持つ美、そしてさまざまな組み合わせ。彼の作品が評論家たちからトゥオンブリ、ライマン、そしてラウシェンバーグやシュヴィッタースと比較され賞賛される理由はそこにある。
| 制作年 | 1989年 |
|---|---|
| エディション | NA |
| サイン | あり |
| 技法 | インク/コラージュ |
| シートサイズ (縦×横) |
60x47.3cm |
| 作品の状態 | 良好 |
| 額仕様 | 白木 |
| 額寸 (縦×横×奥) |
82x69x3cm |
| お届け期間 | 約4週間 |
| 特記事項 | |
| 海外店頭価格 | 2800 ドル (2004/07/01 更新) |
| A000-00286 |