
若手の抽象作家と言われていたピーター・ハリーも52歳、現在は母校エール大学美術学部長の要職にある。インテリ作家の代表格だが、一方10年前に創刊した『Index magazine』は相変わらずファッショナブルなカルチャー雑誌として人気だ。壁画などパブリック・アートの制作も多数こなしている彼の作品は、居住空間を図式化した四角い形がイメージの中心にある。派手な原色や蛍光色を使用するかと思うと、シックな色をあしらったり、コンピューターを駆使して自由に色を組み合わせた作品の完成度は極めて高い。ミッドセンチュリーにもアジアンテイストにもマッチする汎用性に優れている。風水ファンにもおすすめの幸運の黄色。
1953年、アメリカ、ニューヨーク生まれ。
1975年にエール大学を卒業、78年にニューオーリンズ大学で修士号を取得する。学生時代より幾何学的抽象に興味を持つ。
1960年代からボードリヤール、フーコーの理論に触発され、1980年代の初めに蛍光塗料と幾何学的形態で構成された『監房に対した接続回路』を制作し、以降、監獄の鉄格子を中心に据えた「セル」シリーズを制作する。NYを中心に活動を続け、ネオ・ジオ(シュミレーショ二ズム)の代表作家として「アート・フォーラム」などの雑誌で取り上げられる。1987年にホイットニー美術館のホイットニー・ビエンナーレに選出され『スリーセクター』を出品する。 1990年以降はセルが何層にも重なり合う作風へと変化する。2003年、東京都現代美術館の「ミスミ・コレクション 現代のアメリカ絵画」展で来日講演を行う。NYのグッゲンハイム美術館に作品が所蔵されている。日本では、北九州市立美術館に展示されている。
| 制作年 | 2001年 |
|---|---|
| エディション | ED 17/30 |
| サイン | あり |
| 技法 | シルクスクリーン |
| シートサイズ (縦×横) |
71x57cm |
| 作品の状態 | 良好 |
| 額仕様 | 白/うかせ |
| 額寸 (縦×横×奥) |
79x65x4cm |
| お届け期間 | 3営業日以降 |
| 特記事項 | |
| 海外店頭価格 | 2700ドル (2007/11/01 更新) |
| A000-00583 |