
海外のホーム&リビング雑誌で紹介されている素敵な室内の風景。ふと気づくとその写真の中で壁にかかっているのが、この作家の絵であったりします。また、ハンガリーのブダペストにある川沿いのホテル「art otel」では、パブリック・スペースからレストラン、ゲストルームの各部屋にいたるまでドナルド・サルタンの絵が掛けられているとか(その数なんと600点!)。この「花とオレンジの花瓶」はサルタンの中でもちょっとアバンギャルドな雰囲気を持った作品ですが、木のフローリングと白い壁の、あえてモノを置かないラフな感じの空間に掛けたらとても似合うのでは? より上級者のスタイリングを目指すなら、今流行りの黒で固めたネオ・クラシック調の部屋に掛けて(その場合は額にも凝って)、アンティーク家具やバカラのグラスと組み合わせる、というのも面白いかもしれません。
1951年、アメリカ・ノースカロライナ州アッシュビル生まれ。
1975年にシカゴ・アート・インスティテュートでMFA(Master of Fine Arts=美術修士号)を修めた後、76年にシカゴで初個展。77年にニューヨークに移り住む。この頃から具象画を描き始めるが、油彩の他、グラファイト、タール、チョーク、リノリウムなどの特異な素材を使い、画面一杯に対象物を引き伸ばし極度に単純化された、半抽象的な構成による静物画を制作するようになる。彼のトレードマークとも言える代表的なモチーフは“レモン”。黒一色で描いた「ブラック・レモン」はとりわけ有名。フルーツ、花など日常的な事物を中心に描き、またトランプ、ドミノといったモチーフの作品でも知られるが、共通するのは単純なモチーフを非常に力強いかたちで描き出していること。また黒と赤、黄といった色の鮮やかなコントラストもこの作家特有のものである。これまで87年、92年、98年の3度にわたり大規模な国際巡回展が行われている。日本国内ではアキライケダギャラリー(東京)でこれまで数回紹介されたことがある。現代を代表する静物画家の一人がこのサルタンである。
| 制作年 | 1994年 |
|---|---|
| エディション | ED --/60 |
| サイン | あり |
| 技法 | エッチング/アクアチント |
| シートサイズ (縦×横) |
79.1x74.3cm |
| 作品の状態 | 良好 |
| 額仕様 | ふきとり/マット |
| 額寸 (縦×横×奥) |
89x84x3cm |
| お届け期間 | 約4週間 |
| 特記事項 | |
| 海外店頭価格 | 2500ドル (2007/10/09 更新) |
| A000-00622 |