
2004年にニューヨークで開催されたダグ&マイク・スターンズの個展「Behind Your Eye」は、およそ一千平方メートルという巨大な空間で行われ、また三大アート雑誌の一つ『ARTFORUM』でその年の「ザ・ベスト・オブ2004」にも選出されました。別名スターン・ツインズと呼ばれる彼らは一卵性双生児の兄弟からなる2人組のアートユニット。日本でも80年代から紹介され注目を集めました。 従来のアートフォトの概念にとらわれない、写真を折り曲げたり、しわをつけたり、変色させたり、といった自由な手法で魅了します。また何よりも「時」を刻むようなその風合いが彼らの作品が持つ最大の魅力と言えます。現代的なインテリアの中に置いてもその渋さが映えますが、一方で年代ものの花器などと一緒に見せても洒落て見えることは間違いありません。例えば、掛け軸気分でこの絵を飾って、その前で中国茶を楽しむ、なんてコーディネイトも素敵だと思います。
1961年アメリカ・ニュージャージー州、アブスコン生まれ
双子の彼らは10代の頃から彫刻、ペイント、映像やインスタレーションを共に制作し、1984年にボストン美術館附属美術学校を卒業すると、「スターン・ツインズ」として本格的なアート活動を始める。歴史的に有名な絵画や書物、自然界の樹木や昆虫などをモチーフに撮影した写真作品を制作。1987年にはホイットニー美術館のビエンナーレに選出され、一躍有名になる。日本では1989年に初の個展をアキラ・イケダギャラリー(東京)で開催。作品のスタイルは撮影した写真を破ったり折ったりしてしわをつけたものをテープやピンで繋ぎ合わせた平面的な作品や、廃材や金属パイプなどと写真を組み合わせた立体状のオブジェのような作品など様々である。従来の写真の概念にとらわれない斬新な手法で本国アメリカのみならず、ヨーロッパやアジアでも高い評価を受けている。 1990年にはボルチモア・ミュージアム・オブ・アートをはじめとして回顧展が世界各地を巡回。日本では、1990年の「脱走する写真−11の新しい証言」展(水戸芸術館)、「移行するイメージ−1980年代の映像表現」展(京都国立近代美術館、東京国立近代美術館)などグループ展への参加多数。 1994年にはベネッセアートサイト直島で、個展「マイク アンドダグ・スターン展」も開催された。2001年には東京都写真美術館で行われた「GANJIN-鑑真和上と世界の写真家展」に参加している。
| 制作年 | 1988年 |
|---|---|
| エディション | シルバープリントの為エディション番号なし |
| サイン | あり |
| 技法 | シルバープリント(オリジナル) |
| シートサイズ (縦×横) |
60x28cm |
| 作品の状態 | 良好 |
| 額仕様 | 濃茶/直貼り |
| 額寸 (縦×横×奥) |
86x55x4cm |
| お届け期間 | 約2週間 |
| 特記事項 | ※オリジナル一点もののためエディション番号はありません。 |
| 海外店頭価格 | 3100ドル (2007/11/01 更新) |
| A000-00525 |