
ウェグマンの作品に登場する犬はみんなキュート。しかしその中でも、思わず「可愛い!」と叫んでしまいたくなる一品です。白のコットン生地にくるまれている様子がまた憎い。ワイマラナーの子犬と言えば、最近ではプラズマTVのコマーシャルでもお馴染み。きっと一目惚れした人も多いかと思いますが、この絵を見てもう一度唸ってしまうに違いありません。ワンちゃんを飼っている人にも、またそうでない人にもぜひおすすめしたいこの一枚。
1943年、マサチューセッツ州、ホリヨーク生まれ
ボストンのマサチューセッツ美術大学卒業後、イリノイ大学で絵画を学ぶ。60年代末、アメリカの美術界の主流がミニマル・アート(形、色、素材を必要最小限に限定したアート)やコンセプチュアル・アート(概念芸術、視覚的なものより観念的なものを強調し、言語、図表、写真、パフォーマンスなどにより表現するアート)であった頃に活動を始めたウェグマンは、写真、ビデオ、ドローイングなど様々な作品を制作。そして70年代の終わりに、自分のパフォーマンスをビデオ撮影中、愛犬のワイマラナーが飛び入り参加し、その活躍と可能性は愛犬を主役にした大型ポラロイド作品へと大きく変化することになった。初代愛犬の名はマン・レイ、彼をモデルとした一連の作品は大人気となり、作品集もベストセラーとなった。死んだときには雑誌の表紙を飾るほどだった。その後二代目のフェイ・レイ、その子供たちのバティーナ、チュンド、クルーキーまたその子のバティ、孫のチップと出演者の犬たちは増え続けている。


