
ごてごてとしているよりシンプルに部屋をまとめたい、そんな方にこちらの作品がおすすめです。深みのある黒が空間を引き締めてくれます。作者のドナルド・サルタンは「黒」の使い手として知られるアメリカのアーティスト。グラファイト、タール、チョーク、リノリウムなど独特な素材を使って、画面一杯に抽象的に単純化された静物画的作品を描くのが特徴です。本作のように、シャドウだけで描かれた花や静物はまさに彼の十八番。渋さを感じさせます。大きさもあり、かなり迫力を持った作品なので、自宅で飾る以外にもホールや会議室のような空間に掛ける用途としてもぴったりです。
1951年、アメリカ・ノースカロライナ州アッシュビル生まれ。
1975年にシカゴ・アート・インスティテュートでMFA(Master of Fine Arts=美術修士号)を修めた後、76年にシカゴで初個展。77年にニューヨークに移り住む。この頃から具象画を描き始めるが、油彩の他、グラファイト、タール、チョーク、リノリウムなどの特異な素材を使い、画面一杯に対象物を引き伸ばし極度に単純化された、半抽象的な構成による静物画を制作するようになる。彼のトレードマークとも言える代表的なモチーフは“レモン”。黒一色で描いた「ブラック・レモン」はとりわけ有名。フルーツ、花など日常的な事物を中心に描き、またトランプ、ドミノといったモチーフの作品でも知られるが、共通するのは単純なモチーフを非常に力強いかたちで描き出していること。また黒と赤、黄といった色の鮮やかなコントラストもこの作家特有のものである。これまで87年、92年、98年の3度にわたり大規模な国際巡回展が行われている。日本国内ではアキライケダギャラリー(東京)でこれまで数回紹介されたことがある。現代を代表する静物画家の一人がこのサルタンである。
| 制作年 | 1990年 |
|---|---|
| エディション | ED 45/100 |
| サイン | あり |
| 技法 | シルクスクリーン |
| シートサイズ (縦×横) |
86.5x141.3cm |
| 作品の状態 | 良好 |
| 額仕様 | 木/直貼り |
| 額寸 (縦×横×奥) |
91x161x4cm |
| お届け期間 | --- |
| 特記事項 | |
| 海外店頭価格 | 3000 ドル (2005/06/29 更新) |
| A000-00531 |