
数々の戦後アメリカ現代美術を世に送り出したNYの名画商レオ・キャステリに見出され、ジェームズ・ローゼンクイストが最初に個展を行ったのが1963年。また同年にはアート雑誌『Art in America』が選ぶ注目のアーティストにもなりました。以来、ポップアートを代表する作家としてその地位を着実に築き上げた彼は、ついに1972年、ホイットニー美術館での回顧展を実現させます。1971年に発表された本作は、まさにそうした絶頂期にあった頃の一品です。昨年のNYクリスティーズ・オークションでもエスティメートの2倍近い値段で落札されるなど高い評価を得ている作品になります。ポップアートの中でも、ワイルドな雰囲気にかけては随一の魅力を持つローゼンクイストの作品。ラフな感じがお好みという方に、ぜひおすすめです。
1933年、11月29日、ノースダコタ州、グランド・フォークス生まれ
看板描きのアルバイトをしながらミネアポリスのミネソタ大学で学んだ後、ニューヨークに出てアート・ステューデンツ・リーグに通う。抽象画家を目指すが1960年ごろから見慣れたイメージの断片を組み合わせ、巨大なスケールに拡大して描きはじめた。それは、看板描きのアルバイトで得たテクニックをそのまま活用したのにすぎなかった。色彩はポップ・アート共通の鮮やかなもの、何の部分かわからない断片的なイメージの組み合わせは、抽象絵画と見間違う印象を与える。だがよく見ると、車、政治家、スパゲッティ、ロケット、口紅などが描かれていて、それら無関係なものの組み合わせにはシュールレアリズムの影響が見られる。1972年、ニューヨーク、ホイットニー美術館で回顧展開催。日本では大阪万博の際に大作が展示されたが、その後は1997年、福島県須賀川のCCGA・現代グラフィック・センターで大規模な個展が開かれた。
| 制作年 | 1971年 |
|---|---|
| エディション | ED 56/70 |
| サイン | あり |
| 技法 | リトグラフ |
| シートサイズ (縦×横) |
88x76cm |
| 作品の状態 | 経年変化による紙焼けと若干の変色が見られますが、鑑賞には差し支えございません。 |
| 額仕様 | 白木 |
| 額寸 (縦×横×奥) |
92x81x5cm |
| お届け期間 | 3営業日以降 |
| 特記事項 | ※経年変化による紙焼けと若干の変色が見られますが、鑑賞には差し支えございません。 |
| 海外店頭価格 | 1180ドル (2007/11/01 更新) |
| A000-00582 |