
タグボートで取り扱うドローイングの中でも、アウスラーは大人気です。こちらの作品は、春らしいピンク色で描かれた、しかしどこかグロテスクでもあるカエルのポートレートです。憂いを含んだ瞳に妖艶な唇のカエルは、どこかとぼけていますが見る人を惹きつけて離しません。トニー・アウスラーは白い布を着せた人形にプロジェクターで人間の顔の映像を投影するという、ビデオインスタレーションがよく知られているアーティストですが、これまで東京のギャラリー小柳やワタリウム美術館などで数回にわたり国内の展覧会で紹介されています。昨年は水戸芸術館の展覧会「Lonely Planet」にも出品していた、日本でも人気の高い作家です。
1957年、ニューヨーク市生まれ
カリフォルニア・インスティテュート・オブ・ジ・アーツ卒業。ビデオ・アートを学んだアウスラーは、1992年から表情の変化する人間の顔を主題として作品を制作しはじめる。ソファーの下敷きになったり、マットレスにはさまれたり、スーツケースに突っ込まれたのっぺらぼうの顔の上に、変化する表情のビデオを映写するというユニークな作品は、低迷していたビデオ・アート界に新たな旋風を巻き起こした。日々無意識のうちに抑圧された生活を余儀なくされている現代人に対するユーモアある警鐘でもあるのだが、欧米人の大きな目鼻立ちの動きある表情と単純なせりふは一度見ると決して忘れられない。作品の主題となるシチュエーションとせりふは、ちょっとしたアイデアをまめにノートしたりスケッチすることにより集められる。簡略だが的確にアイデアのイメージをスケッチしたドローイングはそれだけでも印象的な作品である。
| 制作年 | 2003年 |
|---|---|
| エディション | オリジナルドローイング |
| サイン | あり |
| 技法 | アクリル(絵の具) |
| シートサイズ (縦×横) |
35.2x27.9cm |
| 作品の状態 | |
| 額仕様 | 白木/浮かせ |
| 額寸 (縦×横×奥) |
41.2x33.7x2cm |
| お届け期間 | 約1週間 |
| 特記事項 | 1点もののためエディション番号はありません。 |
| 海外店頭価格 | no data (2007/11/01 更新) |
| A000-00505 |