
写真家、蜷川実花はライフワークとしてずっと花を撮り続けています。花が好きな理由として「純粋に美しいけれど、よく見ていると怖かったり卑猥であったりするところ」と、語っています。こちらの写真は、綺麗過ぎる白昼夢のようですらあり、可憐でありながらもどこかに毒気をはらむ、幻想的なガーデンを思わせます。蜷川実花は花以外に人物を撮った作品や(土屋アンナを撮った写真集など)ファッションフォトなどの分野でも高い人気を誇る、新進気鋭のアーティストです。こちらは2003年"Acid Bloom"シリーズからの作品。
1972年、東京生まれ。
多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業。在学中から写真作品を発表し、第4回「写真ひとつぼ展」を始め数多くの賞を受賞。'01年第26回木村伊兵衛写真賞を受賞し、以降精力的に作品を発表する新進作家。広告やファッションの分野でも活躍する他、写真作家として多くの展覧会を開催。主な展覧会として、 '03年「日本の新進作家 幸福論展/Acid Bloom」(東京都写真美術館)、'03年「KEEP IN TOUCH. POSITIONS IN JAPANESE PHOTOGRAPHY」(クンストハウス・グラーツ、オーストリア)、個展として'04年「mika over the rainbow」(LAFORET MUSEUM HARAJUKUより日本巡回)、'03年「Liquid Dreams」(パルコミュージアム)など、多数。大胆な構図と鮮やかな色彩感覚を備え、若年層からの支持も強い。今最も注目される若手写真家の1人。



