
カジュアルかつエレガントな雰囲気を持つ、ジェームズ・ローゼンクイストのリトグラフです。ローゼンクイストと言えば、J・F・ケネディの選挙キャンペーンポスターと広告のイメージをコラージュした1961年の絵画「President Elect(大統領選)」を始めとして、60'sアメリカのテイストに溢れたポップな作品で知られています。またポップ・アートが最初に世に知られるようになった当時、その代表格とされたのがウォーホル、オルデンバーグ、リキテンスタイン、ローゼンクイストの4人でした。2003年秋には、グッゲンハイム美術館で大回顧展が催され、ローゼンクイスト再評価の気運が高まったのも記憶に新しいところ。本作は手に入りにくいとされる60年代の作品で、絵柄的にも珍しい一枚となっています。家族の団欒に、この絵を眺めながらのケーキと一緒のティータイム、などというのも素敵では。
1933年、11月29日、ノースダコタ州、グランド・フォークス生まれ
看板描きのアルバイトをしながらミネアポリスのミネソタ大学で学んだ後、ニューヨークに出てアート・ステューデンツ・リーグに通う。抽象画家を目指すが1960年ごろから見慣れたイメージの断片を組み合わせ、巨大なスケールに拡大して描きはじめた。それは、看板描きのアルバイトで得たテクニックをそのまま活用したのにすぎなかった。色彩はポップ・アート共通の鮮やかなもの、何の部分かわからない断片的なイメージの組み合わせは、抽象絵画と見間違う印象を与える。だがよく見ると、車、政治家、スパゲッティ、ロケット、口紅などが描かれていて、それら無関係なものの組み合わせにはシュールレアリズムの影響が見られる。1972年、ニューヨーク、ホイットニー美術館で回顧展開催。日本では大阪万博の際に大作が展示されたが、その後は1997年、福島県須賀川のCCGA・現代グラフィック・センターで大規模な個展が開かれた。
| 制作年 | 1965年 |
|---|---|
| エディション | ED 23/35 |
| サイン | あり |
| 技法 | リトグラフ |
| シートサイズ (縦×横) |
77.7x54.8cm |
| 作品の状態 | |
| 額仕様 | 白木/直貼り |
| 額寸 (縦×横×奥) |
99.5x76.7x3.5cm |
| お届け期間 | 約2週間 |
| 特記事項 | |
| 海外店頭価格 | 3200 ドル (2005/07/01 更新) |
| A000-00539 |