
イギリスの新人ロック・バンド、マキシモ・パークのCDジャケットやHPにロバート・ロンゴの「メン・イン・ザ・シティーズ」シリーズにそっくりのイメージが使われている。80年代のアート界を風靡したロンゴは、昨年のホイットニー・ビエンナーレにも出品し健在振りを示していた。ロックもアートもニューウェーブのリバイバルを予感させる。かつて付き合っていたシンディ・シャーマンと同名の本作品のモデルは明らかに別人だが、きっと忘れられない名前なのだろう。ダイナミックなポーズの男性を描いた作品と組み合わせると、一層存在感が増す落ち着いた構図。日常的な空間がぐっと大人のスペースにグレードアップすること間違いない。
1953年1月7日、ニューヨーク市生まれ
ニューヨーク州バッファロー州立大学卒業後、アルバイトでマンハッタンのタクシー・ドライバーをしていたロンゴは大都会の人間たちを日々観察していた。不自然に体がねじれた洋服姿の人物たち、ネクタイやスカートが風に舞い、爆風で吹き飛ばされたような強烈な印象を与える「メン・イン・ザ・シティーズ」の連作。写真を精巧に模写したこれらの作品は、木炭やグラファイトを用いたドローイング。それをもとにした版画も多数制作している。平面のドローイングに立体または半立体のオブジェと組み合わせて大作を制作するなど、「へたうま」とも呼ばれ80年代を席巻したニュー・ペインティングのアーティストの中では正統なテクニック派といえる。80年代後半いち早くフィルム制作を始め、商業映画の分野にも進出。1995年伊勢丹美術館(東京)で回顧展開催。
| 制作年 | 2002年 |
|---|---|
| エディション | ED XXX/120 |
| サイン | あり |
| 技法 | リトグラフ |
| シートサイズ (縦×横) |
116.8x76.2cm |
| 作品の状態 | |
| 額仕様 | 黒 |
| 額寸 (縦×横×奥) |
126x86x3cm |
| お届け期間 | 約4週間 |
| 特記事項 | |
| 海外店頭価格 | 3130ドル (2005/11/30 更新) |
| A000-00557 |