
ピエロ・デラ・フランチェスカが好きと語る舟越の、ルネサンスの美への郷愁を感じさせるような一枚です。舟越桂の彫刻にはときに中世のいにしえへと誘うようなノスタルジーを秘めているものがあるように感じられます。時を超え、永遠を見るようなその眼差しのせいでしょうか。筆の淡いタッチも味わい深いこちらの作品ですが、水を含んだ筆で描いたようなそのテクスチャーは、解き墨(ときずみ)という、油煙を蜜蝋などで固めたもので描かれており、微妙な墨の滲み具合が深い味わいをつくり出しています。墨の調子のみでつくられたこのグラデーションの感じが何とも言えません。彫刻のみではなく、版画においても舟越桂は魅惑してやまないアーティストです。
| 制作年 | 1994年 |
|---|---|
| エディション | ED 6/30 |
| サイン | あり |
| 技法 | リトグラフ |
| シートサイズ (縦×横) |
66x50cm |
| 作品の状態 | |
| 額仕様 | 白木/マット |
| 額寸 (縦×横×奥) |
76x60x3cm |
| お届け期間 | 約2週間 |
| 特記事項 | |
| 海外店頭価格 | 2000ドル (2007/11/01 更新) |
| A000-00561 |