
以前、何かの雑誌でマーラーを聞きながらノミを振るっていた、という舟越桂の制作エピソードが紹介されていましたが、どことなく若き作曲家の肖像といった感じのする作品です。一切の喧騒を忘れさせるかのような、優しく、静謐な雰囲気が漂っています。色も何もない、けれども陰影の織り成す絶妙なテクスチャーが深い味わいを与えます。また94年発表のリトグラフ連作の特徴となっているのが、この解き墨(カーボンや油煙を蜜蝋で固めたチョークのようなもの)だけで描いた点であり、数多くつくられている舟越桂版画のなかでも他のシリーズにはない魅力を持っています。
| 制作年 | 1994年 |
|---|---|
| エディション | ED 6/30 |
| サイン | あり |
| 技法 | リトグラフ |
| シートサイズ (縦×横) |
66x50cm |
| 作品の状態 | |
| 額仕様 | 白木 |
| 額寸 (縦×横×奥) |
76x60x3cm |
| お届け期間 | 約2週間 |
| 特記事項 | |
| 海外店頭価格 | 2000ドル (2007/11/01 更新) |
| A000-00566 |