
ファッション写真や広告で活躍しているヘンリー・ボンド。彼の作品の多くは、都会の街の光景をシニカルに切り取ったような雰囲気がある。レストランやクラブ、ストリートなどの日常をバックに、ほんの少し気を張るような緊張感と気だるさが漂う、そんなシーンだ。しかし本作「FreeTime, Cannes」ではそうした気負いが全く見られない。カンヌのビーチ、白い砂浜の上、太陽の下でぐっすり眠る顔はリラックスそのもの。魚の模様のバスタオルも、のどかでほっとする。タイトルに関して作家は、「FreeとTimeは一続きの単語だ。二つの言葉の間にスペースはない、だけどどちらも独立したものだから、大文字で書くんだ。」 と述べている。 これまで撮りためた未発表作品の中から選りすぐられたこの作品は、完全に解き放たれた自由な時間を映している、貴重な作風である。
1966年、イギリス、ロンドン生まれ。
ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジ卒業。写真家。 ファッションや広告などのフィールドで活躍。「The Face」や「i-D」等雑誌とのコラボレーションを定期的に行う。一貫して、ロンドンのストリートを徘徊し、ぶれてもありのまま切り取った写真を作品にし続けている。ブランドストリートや洒落たレストラン、クラブやダンスフロア、ファッションモールなどをモチーフに、日常生活の視点で撮影する。人々の表情や目つき、ポーズ、冷笑などを通して、90年代後半の裕福で混乱したデザイナー世代をそのまま切り取っている。1993年のベニス・ビエンナーレをはじめ、世界各地で個展が開催される。1998年、作品集「The cult of the street」を出版。セックス、ファッション、余暇を通じて理想化された喜びを追求するロンドンの人々をストリート感覚たっぷりに表現し、話題となる。モチーフに対してあくまでもクールに鋭い観察力をもつ作風は、親密でありながらも気品が高く、現在、最も注目される写真家の一人であり、幅広い分野から高い評価を得ている。2006年ncaで個展を開催する。
| 制作年 | 2004年 |
|---|---|
| エディション | ED XX/30 |
| サイン | あり |
| 技法 | Cプリント |
| シートサイズ (縦×横) |
25.3x30.5cm |
| 作品の状態 | 良好 |
| 額仕様 | 白 |
| 額寸 (縦×横×奥) |
35x40x3cm |
| お届け期間 | 約3週間 |
| 特記事項 | ※日本向けに制作されたスペシャル・エディションとなっております。 |
| 海外店頭価格 | no data (2005/09/09 更新) |
| A000-00568 |