
ブリュッセルを拠点に、幅広い分野で活動しているジャン・リュック・モーマン。2005年のバーゼル・アートフェア・アンリミテッドでは、鮮やかな色彩と描写力のウォール・ペインティングで好評を博した。モーマンが次に手がけたのが、今回入荷した迫力満点のタトゥー・シリーズである。消費される広告や雑誌のグラビアページを素材に、モデルたちの肌の上にフェルトペンでタトゥーを描きこみ、新たな存在感と付加価値を創り出す。その結果、美しいだけでは終わらずに、モチーフの内面世界を鋭く豊かに表現する作品が生まれる。今回入荷したのは、前回あっという間に売切れてしまった人気のパリス・ヒルトン。マイクのコードを体に巻きつけたボンデージ姿と、背景・メイク・ネイルのピンクの甘さが程よくマッチしている。施されたタトゥーも初めから存在していたかのように馴染んでいる。2005年初秋に行われたnca | nichido contemporary artにおける個展をはじめ、トゥールーズ、アムステルダム、ブリュッセルでの展示を経て、パリの名高いアートフェア、fiacでも出展される。世界的に注目を浴び、今後の制作では価格の上昇も見込まれる。今が押さえ時のアーティストである。
1967年、ベルギー、ブリュッセル生まれ。
1995年よりヨーロッパを中心に活動。パブリックスペースを活用したウォールペインティングプロジェクトを始め、2004年のロンドンのフリーズ・アートフェアや2005年のバーゼル・アートフェアでは壁一面を埋め尽くすインスタレーションを発表。モーマンは、消費される広告や雑誌を素材に用い、モチーフの持つ存在感やアイデンティティをタトゥーの描きこみで象徴的に表現する。これまでに、シャネルのポスターのケイト・モスやプレイボーイ誌のヌードモデル、タイム誌表紙のブッシュなどにドローイングでタトゥーを描きこみ、話題を呼んでいる。また、スウェーデンのファッション誌『BON MAGAZINE』(2004年秋号)の表紙では、スポンサー化粧品会社の化粧品を使ってモデルにペインティングし、注目を浴びる。2005年の秋からは、Absolute Vodkaの新しいラベルデザインや、Peugeotの新車にペインティングをする企画に着手するなど、幅広い分野で活躍している。
| 制作年 | 2005年 |
|---|---|
| エディション | オリジナル |
| サイン | なし |
| 技法 | 紙、フェルトペン |
| シートサイズ (縦×横) |
35x26.5cm |
| 作品の状態 | 良好 |
| 額仕様 | 白木 |
| 額寸 (縦×横×奥) |
43.7x35.7x3cm |
| お届け期間 | 約2週間 |
| 特記事項 | ※オリジナル1点物のドローイングのためエディション番号はありません。 |
| 海外店頭価格 | no data (2005/10/11 更新) |
| A000-00615 |