
2000年にオランダの四都市と東京(青山スパイラルホール)で行われた向井山朋子のピアノコンサート、『Amsterdam x Tokyo』。会場は日本の建築家グループ、デジタル PBXとのコラボレーションによって設営され、真っ白い空間に、天井から金魚が1匹ずつ詰められたビニール袋が無数に吊りさげられた。中央にはピアノが設置され、観客は床にランダムに置いてあるクッションに座って鑑賞するというユニークなコンサートであった。話題となったこのコンサートは、本CDを基にしている。楽曲は、アムステルダムと東京を拠点に独自の活動をする6人のコンポーザーが向井山のために新曲をつくり、電子音楽とのコラボレーション/バトルが作品中スリリングに展開される。息をつかせぬドラマが繰り広げられ、ラストのMerzbowの「Black Mass」まで一気に聴かせる。野村誠作曲「卵を持って家出する」では、牧歌的なリズムにのった向井山自身の声も挿入されている。[音楽をどう知覚するか]、[音楽体験をどう結びつけるか]、[音楽を媒介にした、従来とは違った観客とのコミュニケーションは可能か]、という観客との関係性を近年のプロジェクトを通して投げかけてきた向井山が、インパクトのあるアグレッシブな演奏と激しい感性で挑む。
東京生まれ。
オランダ・アムステルダム在住。武蔵野音楽大学大学院を修了後、アメリカのインディアナ大学、アムステルダムのスウェーリンク音楽院で研鑽を積む。 1991年、国際ガウデアムス演奏家コンクールで優勝後、ヨーロッパをはじめ世界各国でのコンサート活動、オペラ、フェスティバルにおいて数多くの初演を手がけている。1993年、村松賞受賞。
声や体の動きを使ったユニークなピアノへのアプローチは、作曲家たちをも大いに刺激し、毎年彼女のために新しい作品が創り出されている。ロンドンシンフォニエッタ、オランダ放送室内オーケストラなどに例年ソリストとして招かれ現代音楽の第一線で活躍する一方、舞踏家、デザイナー、デジタルPBXをはじめ演出家、映画作家など異なるジャンルのアーティストとのコラボレーションによって、アートパフォーマンスとして常に音楽の新しい可能性を開拓している。近年後進の指導にも力を注いでおり、神奈川芸術文化財団やセゾン現代美術館などでワークショップを行うほか、2002年にはガウデアムスコンクールの審査員を務め、2004年より3年連続でオランダ政府の助成を得てヴェトナム、ハノイにおいてマスタークラスが計画されている。
2003年より観客一人に対して演奏する異例のピアノリサイタル“for you”を企画。アムステルダムを皮切りに世界各国で開催し大きな反響を呼んでいる。 なお、2004年から2005年にかけてはオランダのゴッホ美術館にてマリーナ・アブラモヴィッチとクリスティーナ・デ・シャテルによるパフォーマンスに参加するほか、南アフリカのNew Music SAに招待されている。
| Amsterdam x Tokyo | |
| Amsterdam x Tokyo | |
| 向井山 朋子 | |
| Tomoko Mukaiyama |
| 制作年 | 2000年 |
|---|---|
| エディション |
NA |
| サイン | なし |
| 技法 |
CD |
| 作品本体サイズ(縦×横) |
0x0cm |
| 作品の状態 |
良好 |
| 額仕様 |
--- |
| 額寸(縦×横×奥) |
0x0x0cm |
| お届け期間 | 約2週間 |
| 特記事項 | |
| 海外店頭価格 | no data (2005/10/17 更新) |
| 品番 | A000-00619 |
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