
1982年はステラにとってとても思い出深い年だった。長男ピーターが誕生、北九州市美での展覧会のため初来日、たまたま西武美術館で開かれていたロシア・アヴァンギャルドの展覧会でマレーヴィッチの作品を見る。帰国後円錐形と円柱形を使った新しい版画を作り始める。自宅に刷り機を持ち込み、子供のための絵本みたいな版画だと楽しそうだった。壁には西武美のマレーヴィッチのポスターが貼られていた。全12点この版画が完成する頃、次男パトリックの誕生。新しい生命を感じさせる生き生きとした表現となったのも当然だろう。色彩はシックだがシンプルで力強い、12点中10点は1.5メートルと大きいのが難点だが、1番小さいサイズのものを選ぶことができた。
1936年5月12日、マサチューセッツ州モールデン生まれ
アンドーヴァーのフィリップス・アカデミー卒業後、プリンストン大学で美術史を学ぶ。卒論は中世ケルトの装飾写本研究だった。ジャスパー・ジョーンズの星条旗の絵にヒントを得て、規則正しい黒一色のストライプ模様の《ブラック・ペインティング》を制作、全く認められなかったが23歳のとき、ニューヨーク近代美術館の「16人のアメリカ作家」展に出品、作品が買い上げられた。翌年シェイプト・キャンバス(矩形ではない変形キャンバス)による《アルミニウム・シリーズ》を発表。次々とシリーズ制作の方法で新しいスタイルを展開し続ける。1970年ニューヨーク近代美術館で回顧展開催後、半立体のレリーフ・ペイインティング、90年からは彫刻へと移行し、版画制作から建築デザインまで活動の領域を広げている。87年ニューヨーク近代美術館で二回目の回顧展、91年川村記念美術館、北九州市立美術館で回顧展開催。2001年ワシントン、ナショナル・ギャラリーに巨大なモニュメントを設置。
| 制作年 | 1982年 |
|---|---|
| エディション | ED 32/60 |
| サイン | あり |
| 技法 | リトグラフ/手彩色/コラージュ/リノリウムブロック/シルクスクリーンプリント |
| シートサイズ (縦×横) |
108x86.1cm |
| 作品の状態 | 良好 |
| 額仕様 | 白/うかせ |
| 額寸 (縦×横×奥) |
116x95x5cm |
| お届け期間 | 3営業日以降 |
| 特記事項 | |
| 海外店頭価格 | 7000ドル (2007/11/01 更新) |
| A000-00050 |