
3点を横に並べてみても、一見してセットになった作品とは思えないかもしれない。正方形であることと、うっすらと方眼用紙のようなグリッド(格子)が下地に刷られていること、それぞれ金、銀、プラチナの箔が使われていることが共通するぐらいだ。左の1点は花菖蒲や桔梗など紫とブルーの色合いがシックな花の絵、中央は抽象だが小紋のような日本の着物の柄を思わせ、右の1点はモンドリアンの抽象絵画に近い。しばらく見ていると各々の小さな箔押しの正方形が内容の異なる3点を結び付けているらしいことに気づかされる。少し間隔を置いて並べてみると不思議に関係が密になってくる。部屋の3面が壁であればそれぞれに1点かけてみても面白いかもしれない。和風のインテリアにはもちろん、ウッディあるいは白を基調としたインテリアにもマッチする。
1941年、カリフォルニア州、ロングビーチ生まれ
エール大学大学院卒業後、個展、グループ展ともに最も多く開催しているアーティストの一人。70年代のミニマル・アート(形、色、素材などを必要最小限にとどめ、表現内容も簡潔、全体的統一を図る抽象美術)から出発したが、風景を印象派、フォーヴィスム、表現主義といった様々な様式で具象的に描いた30cm角のパネル987枚を組み合わせた全長46mの大作「ラプソディ」を1976年に発表して話題となった。同様の壁画が慶応大学図書館、チェザーレ・ペリ設計のワシントンD.C.ロナルド・レーガン空港に設置されている。ニースの古いヴィラに滞在したときに「庭にて」、日本の寺を訪れた際「寶満寺」を制作するなどその土地からのインスピレーションを大事にしている。80年代後半からは大作の平面作品と立体作品を組み合わせるなど、フランク・ステラとは違った方法で絵画の立体化を展開している。
| 制作年 | 1993年 |
|---|---|
| エディション | ED 40/90 |
| サイン | あり |
| 技法 | シルクスクリーン/コラージュ |
| シートサイズ (縦×横) |
48.5x48.5cm |
| 作品の状態 | 良好 |
| 額仕様 | 木地/うかせ |
| 額寸 (縦×横×奥) |
57x56x3cm |
| お届け期間 | 3営業日以降 |
| 特記事項 | |
| 海外店頭価格 | 4320ドル (2007/11/01 更新) |
| A000-00052 |