
SF映画のワンシーンに登場しそうな、近未来っぽい雰囲気。赤と黒のヴィヴィッドなコントラストも渋い。2005年12月1日号の雑誌『Pen』写真特集でもヴォルフガング・ティルマンスや森山大道らと共にこの作家が紹介されていました。リーズ・サルファティは、フランス人女流写真家として知られ、普段はフォト・ジャーナリズム色の強い作品を制作していますが(サルファティはフォト・ジャーナリズム集団「マグナム」の一員でもある)、この作品では日常のポートレート的な趣きを持っています。雑誌のグラビアを切り抜いて額に入れてみた、といったようなさりげない雰囲気で部屋に飾ってみてはいかがでしょうか。
1958年、アルジェリア生まれ。
ソルボンヌ大学でロシア文学の学位を得るが、パリの証券取引所を取材したときの写真が雑誌に掲載され、注目を集める。以降、本格的に写真の道に転向。86 年、新進気鋭の写真家に与えられるVisa d'Or Kodak du Jeune Reporter賞を受賞。その後、1990年から95年にかけて「Vu」、「Contact Press」などの写真通信社に在籍し、96年にはICP(国際写真センター・ニューヨーク)賞ジャーナリズム部門を受賞している。
また97年からはロバート・キャパが創設し、世界的に有名なフォトジャーナリスト集団として知られる「マグナム」に参加。アルジェリア生まれのフランス人だが、現在ロシアの永住権を持つ彼女は、1989年ソヴィエト連邦崩壊以後のロシア社会の姿を精力的に取材し続け、2000年にその集大成となる写真集『Acta Est.』を出版。町のなかに漂う荒れ果てた日常の空気を黙々と撮り続けている。荒涼とした風景と対照的なほど、色彩が鮮やかで、それがかえってハッとさせられる。2005年に今度は、テキサス、ジョージア、ノースカロライナ、オレゴンに住む若いアメリカ女性の内面を撮った「アメリカン・シリーズ」を発表した。その他、2004年にFIFA100周年を記念して開催されたサッカーとアートのコラボレーション「FIFA 100」にも写真家として招聘され、ロシア人サッカー選手のリトナ・ ダサエフを撮った写真を出品していた。
| 制作年 | 2003年 |
|---|---|
| エディション | ED 9/10 |
| サイン | あり |
| 技法 | C-プリント |
| シートサイズ (縦×横) |
40x53cm |
| 作品の状態 | 良好 |
| 額仕様 | 白/直貼り |
| 額寸 (縦×横×奥) |
42.3x55x3.8cm |
| お届け期間 | 3営業日以降 |
| 特記事項 | |
| 海外店頭価格 | 10000ドル (2006/06/26 更新) |
| A000-00957 |