
世界に名を馳せる画家・奈良美智が、作品制作のかたわら撮り続けてきた写真たち。2003年に大阪・中之島のgraf media gmで行われた「S.M.L.」展にあわせてつくられた特製ケース入り奈良美智写真のセットがこちらになります。「S.M.L.」では大きさの異なる3つの小屋に奈良の作品が飾られていました。「S」の小屋に貼られていたのがこれらの子供たちを撮った写真です。アフガニスタン、カブール、日本、、、滞在先で撮ったという世界各地の子供のポートレートの中から8枚を選び、オリジナルの木箱に納めました(さらに展覧会DMにも使用された、バケツの中の人形を撮ったオマケの写真1点が付いているので9点入っています)。ふたの裏側には、奈良による直筆サイン付き。写真は印刷などではなく、フィルムから焼き増ししたオリジナルプリントとなっています。子供たちのあまりに自然な笑顔に、奈良の写真の魅力を感じずにはいられません。
1959年12月5日、青森県弘前市生まれ
弘前の県立高校卒業後、武蔵野美術大学、愛知県立芸術大学及び大学院で絵画を学ぶ。
1988年ドイツに渡り、国立デュッセルドルフ芸術アカデミーに入学、A.R.ペンクに師事する。その後ケルンに在住し創作活動を展開。2000年夏、帰国し活動拠点を日本に移す。ムカついた表情の女の子や犬のキャラクターが「カワイー」と呼ばれ、画集ばかりでなく、絵本、写真集、Tシャツ、ぬいぐるみなどのグッズが飛ぶように売れる最も忙しいアーティスト。フィギュア人気にあやかった村上隆の作品と並ぶと個性の違いが明らかだが、まるで60年代アメリカン・ポップ・アートが再来したかのようだ。
作品に登場する子供のイメージは、お絵かきや漫画を読みふけることで寂しさを紛らせていた鍵っ子の奈良の自画像とも言える。子供特有のはじける笑顔は見られず、コクトーのアンファン・テリブル(恐るべき子供たち)を思い出させる、残忍さを秘めた可愛らしさだ。
| 制作年 | 2003年 |
|---|---|
| エディション | ED 5/10 |
| サイン | あり |
| 技法 | オリジナルプリント |
| シートサイズ (縦×横) |
18x12.5cm |
| 作品の状態 | 良好 |
| 額仕様 | 黒/マット |
| 額寸 (縦×横×奥) |
62.5x52x3cm |
| お届け期間 | --- |
| 特記事項 | |
| 海外店頭価格 | 1500 ドル (2006/01/16 更新) |
| A000-00765 |