
写真ファンでなくとも、映画やロック・ミュージック好きなら、彼の作品を目にしたことがあるだろう。マーク・セリガーは『ローリング・ストーン』誌のチーフ・フォトグラファーとして名を成し、現在は『GQ』誌や『Vanity Fair』誌を中心にプロモーション・ビデオやCDジャケット、コマーシャル・フィルムなど幅広く活躍している。主にミュージシャンや映画俳優のポートレートを撮影し、ブラッド・ピットやドリュー・バリモアのシリーズが有名である。今回ご紹介するのは、ニルヴァーナのボーカル、カート・コバーン。90年代初頭のグランジ=ロック・シーンを席巻したカリスマのポートレートである。撮影された年は1993年、翌年1994年4月には猟銃自殺を図った。「ゆっくり消えていくくらいなら一瞬で燃えつきたい」と遺書に記したカートのスピリットが、一瞬の表情に刻み込まれている。被写体の本質を引き出すことで定評のあるセリガーならではの、鋭い作品。ちなみに、2006年1月に行われたシャネル・ネクサス・ホール(東京・銀座)の展覧会でも一際目立っていた。
1959年、アメリカ、テキサス州アマリロ生まれ。
5歳からヒューストンに移り、ヒューストン高校で視覚芸術を学ぶ。高校卒業後はNYへ移り、フリーのカメラマンとして『ローリング・ストーン』誌と6年間契約する。チーフ・フォトグラファーとして100以上のカヴァーを撮る。1999年に同誌でベン・スティーラーを撮影した作品でアルフレッド・アイゼンスタッド賞のベスト・シングル・イメージ賞を受賞する。また、2001年には女優のドリュー・バリモアを撮影した作品でThe Society of Publication and Design金メダルを受賞する。2003年以降はコンデ・ナスト社と契約し、『GQ』誌や『Vanity Fair』誌のカバー撮影を中心に、NYで活躍。主に映画俳優やロック・ミュージシャンを撮影していることで知られ、ビデオやコマーシャル、CDジャケットやプロモーション・ビデオも手がけている。図録も豊富で、友人でもあるロック・ミュージシャン、レニー・クラビッツのツアーの模様やプライベートな素顔を収録した作品集『Lenny Kravitz』(2001年)が有名。セリガー自身も、2003年にRusty Truckという芸名でCDをリリースしている。また2005年にリリースされたローリング・ストーンズのアルバム『ア・ビガー・バン』のスペシャル・エディションではセリガーの作品がフォト・ギャラリーとして収録されている。著名人ポートレートで知られるコレクション、コービス・アウトラインにもカート・コバーン、オノ・ヨーコ、二コール・キッドマンなどのポートレートが収蔵されている。2006年1月に行われた同コレクションの展覧会「コービス・アウトライン・ペルソナ」 (東京・銀座シャネル・ネクサス・ホール)でも作品が展示された。
| カート・コバーン、カラマズー、ミシガン | |
| Kurt Cobain, Kalamazoo, Michigan | |
| マーク・セリガー | |
| Mark Seliger |
| 制作年 | 1993年 |
|---|---|
| エディション |
ED 12/25 |
| サイン | あり |
| 技法 |
ゼラチンシルバープリント |
| 作品本体サイズ(縦×横) |
50.5x40cm |
| 作品の状態 |
良好 |
| 額仕様 |
黒/マット |
| 額寸(縦×横×奥) |
62.5x51.5x2.5cm |
| お届け期間 | 約8週間 海外輸入作品の為、お届けが遅れることがございますがご了承ください。 |
| 特記事項 | ※人気作品の上、国内外でも販売されており、同日に購入があった場合海外での申込みが優先されます。あらかじめご了承ください。 |
| 海外店頭価格 | 4000 ドル (2007/03/23 更新) |
| 品番 | A000-00808 |
■こちらの作品もいかがでしょうか?
■他の訪問者が観た作品はこちら



