
1992年にニューヨークの出版社から創刊された写真誌『BLIND SPOT』。世界の優秀な写真家たちを積極的に紹介している本誌は今では年2回の刊行にも関わらず、その品質の高さに定評があり、アート写真のファンたちから絶大な支持を得ています。世界中の優秀な写真家を毎号特集して紹介していますが、このクリストファー・バックローもその1人です。英国出身のこの写真家は、ピンホールカメラの原理を応用して、まるで光の粒子が集まってできたような不思議なポートレートをつくりだします。家族や友人など身近な人のシルエットを等身大で型板に写しとり、そこに無数の穴を開け、それから印画紙にあて直接日光で露光させていくという独特の手法から作られています。『BLIND SPOT』は写真集やオリジナル・プリントのエディションも数多く出版していますが、今回入荷したこちらの作品も同社が出版した写真集『Guest』のコレクターズエディションとして作られた限定300部のオリジナル・プリントです。25 x 20cmの飾りやすいサイズで、写真集も付いたお手頃な値段で気軽に部屋に飾れます。
1957年、イギリス、マンチェスター生まれ。
英国出身の写真家クリストファー・バックローはピンホールカメラという写真の古典的手法を再構築することで新たな美を追求している。その光り輝くようなポートレートは、カメラを使わずにつくられたもの。バックローは、まず身近な友人や家族をモデルとして選び、その人物の影を丁寧に型紙に写し取った後、そこに無数の小さなピンホールを開けていく。それからこの型を印画紙のうえに置き、直接日光で露光させて作品を完成させていくという、プリミティブなプロセスからできあがっている。まるで光の粒子が集合してできているような燦然と輝く人物の映像だが、それは肉体から解き放たれた魂のごとく、独特の浮遊感を漂わせる。コンテンポラリー・フォトの中でも異色なこの写真家の作品は、現在ニューヨーク近代美術館、メトロポリタン美術館、ヴィクトリア&アルバート美術館などの主要美術館でコレクションされている。取り扱いギャラリーはAnthony Wilkinson Gallery(ロンドン)、Paul Kasmin Gallery(NY)ほか。
| 制作年 | 2004年 |
|---|---|
| エディション | ED 55/300 |
| サイン | あり |
| 技法 | Cプリント |
| シートサイズ (縦×横) |
25.2x20.1cm |
| 作品の状態 | 良好 |
| 額仕様 | 白 |
| 額寸 (縦×横×奥) |
35x30x3cm |
| お届け期間 | 約2週間 |
| 特記事項 | |
| 海外店頭価格 | 400ドル (2006/03/27 更新) |
| A000-00861 |