
光に溶けたセロファンが定着したような美しい本作は、「写真とは何か」を問い続けているロサンゼルス在住のジェームス・ウェリングの作品です。写真と言えばカメラで撮るものと思いがちですが、このFlowersシリーズは、白黒フィルムにルリマツリの花を置いて直接感光させる「フォトグラム」という技法によって作りだされた花の写真です。本作はアメリカの有名な写真誌『BLIND SPOT』が出版した最も新しいエディションで、2006年3月にワコウ・ワークス・オブ・アート(新宿)で行われていたジェームス・ウェリング新作展で出品されていたものと同じシリーズです。リアルな花のディテール感と、紫色の濃淡と白のコントラストの綺麗さが目を惹きつけます。ウェリングにして、この価格は狙い目の一品です。白木の額を合わせて、リビングにさりげなく飾ってみてはいかがでしょうか。
1951年、アメリカ、コネチカット州ハートフォード生まれ。
カーネギーメロン大学卒業後、カリフォルニア大学で美術を学び、1974年に芸術修士号を取得。現在はUCLAにて教鞭をとりながら、国内外で作品を発表している。アルミホイルやベルベットを用いた抽象的な写真で注目され、その後、鉄道や建築物、風景などの日常的な断片を写した白黒写真や、光のグラデーションで見せる抽象的フォトグラムなど多彩な表現を展開。30年に及ぶキャリアを誇る。2000年にはWexner Center for the Visual Arts(オハイオ州)、The Baltimore Museum of Art、The Museum of Contemporary Art(ロサンゼルス)にて、「James Welling Photographs:1974-1999」と題した回顧展が開催された。また2002年には、Palais des Beaux-Arts(ブリュッセル)、 Art Gallery of York University(トロント)にて早くも2度目となる回顧展も開催された。日本では、新宿のワコウ・ワークス・オブ・アートにて取り扱いがあるが、 2006年3月まで行われた個展は好評につき会期を延長した程の人気ぶりだった。2006年にポンピドゥー・センター(パリ)にて開催される「The Los Angeles Art Scene, 1955-85」にも作品の出品が予定されている。
| 制作年 | 2004年 |
|---|---|
| エディション | ED 18/25 |
| サイン | あり |
| 技法 | Cプリント |
| シートサイズ (縦×横) |
35x28cm |
| 作品の状態 | 良好 |
| 額仕様 | 黒 |
| 額寸 (縦×横×奥) |
45x38x3cm |
| お届け期間 | 約2週間 |
| 特記事項 | |
| 海外店頭価格 | 700ドル (2006/03/27 更新) |
| A000-00862 |