
色鮮やかな花と女性の組み合わせはカッツのお得意のテーマだが、「ツリフネソウ」(原題 Impatiens)は道端に咲く地味な花のようだ。媚びることのないクールな表情の花に親近感を覚えたのかもしれないが、野の花に寄せる愛情といったおセンチは微塵もない。そこにあるのは、モダン、シック、エレガントそしてクール。暖かさを押さえたダークブラックチョコレートの色合いは、ビターな大人の味わい。和紙の風合いも美しい。
1927年、ニューヨーク州、ブルックリン生まれ。
ニューヨークのクーパー・ユニオンとメーン州スコーへーガン絵画彫刻学校に学ぶ。最初紙によるコラージュ作品を手がけるが、30代から本格的に人物主体の油絵と版画の制作にとりかかる。アルミニウム板を切り抜いて油彩で描くカット・アウトなど実験的な作品も制作するが、抽象表現主義、ネオダダ、ポップ・アート、ミニマル・アートと変遷する現代美術界の中、時流に迎合することなく明快な色彩と簡潔な構図による具象絵画のスタイルを貫いている。
| 制作年 | 2001年 |
|---|---|
| エディション | ED XXX/35 |
| サイン | あり |
| 技法 | リノカット |
| シートサイズ (縦×横) |
137.3x92cm |
| 作品の状態 | 良好 |
| 額仕様 | 白木 |
| 額寸 (縦×横×奥) |
147x102x4cm |
| お届け期間 | 約4週間 |
| 特記事項 | |
| 海外店頭価格 | 6500ドル (2006/03/25 更新) |
| A000-00156 |