
アンドレアス・グルスキーと同期で、デュッセルドルフ美術アカデミーのベルント&ヒラ・ベッヒャーの元で学んだ写真家です。最近では建築家レム・クールハースの作品集『The Dutch Embassy in Berlin by OMA/Rem Koolhaas』の写真を手がけたりもしています。劇場や美術館など、主にパブリック・スペースを題材に選んだ写真が多く、中でもインテリアの撮影には卓越したセンスを感じさせます。最近出版されたばかりの写真集『Candida Hofer Libraries』(2006年)ではヨーロッパの古い図書館をモチーフに取り、重厚感に溢れ、荘厳な美しさを持った写真を仕上げていました。なお、同写真集に序文を寄せているのは、『薔薇の名前』『フーコーの振り子』などでお馴染みのイタリアの哲学者ウンベルト・エーコです。2003年には第50回ベネチア・ビエンナーレのドイツ代表にも選ばれ、現在市場でも成長著しいアーティストとして注目が集まっています。
1944年、ドイツ、エバースヴァルデ生まれ。
1976-82年までデュッセルドルフ美術アカデミーのベルント&ヒラ・ベッヒャー夫妻のクラスで写真を学んだ、いわゆる「ベッヒャー・シューレ」と呼ばれる写真家グループの1人。現在コンテンポラリー・フォトのマーケットにおいて最高値段をつけている写真家アンドレアス・グルスキーの同期生で、既にそのキャリアも30年近いが、意外にも世界的に知られるようになったのは最近である。2003年ベネチア・ビエンナーレでドイツ代表に選ばれたのをきっかけに俄然、注目が集まるようになった。2005年にはカリフォルニア州立大学美術館とフロリダのノートン美術館で大規模な個展が開催され、これに合わせてカタログ『Candida Hofer: Architecture Of Absence』が出版された。ヨーロッパの古い図書館ばかりを撮った2006年に刊行した写真集『Candida Hofer Libraries』は人気が高い。公共施設のインテリア・スペースを撮った写真が多いが、すっきりとした構図のなかにも重厚感を持った見ごたえのある写真が魅力的だ。同じドイツ系の写真家でもグルスキーやトーマス・ルフなどともまた違う味わいを持っている作家である。
| 制作年 | 1999年 |
|---|---|
| エディション | ED 98/100 |
| サイン | あり |
| 技法 | Cプリント |
| シートサイズ (縦×横) |
40.5x51.3cm |
| 作品の状態 | 良好 |
| 額仕様 | |
| 額寸 (縦×横×奥) |
xxcm |
| お届け期間 | |
| 特記事項 | |
| 海外店頭価格 | 1100ドル (2006/03/27 更新) |
| A000-00863 |