
『i-D』や『Purple』など、ファッション・カルチャー雑誌を通して世に知られることになったロンドンを拠点に活躍する写真家ティルマンスは、今やイギリス、ヨーロッパのみならず日本においても、若い世代を中心に絶大な人気を誇っています。空を翔るコンコルドの写真はあまりにも有名であり、2004年に新宿オペラシティ・アートギャラリーで開催された個展には多くの人が訪れました。まさに新しい時代の旗手として脚光を浴びている写真家のうちでも最有力な存在。と言えるでしょう。2000年には、ドイツ人として初めてイギリスのターナー賞を受賞しています。身の回りの何気ない静物、脱ぎ散らかした洋服、旅先での風景など、普段は見逃されがちなものを撮りながらも、他では見たことがないような繊細さを持った写真で人々を魅了しています。近年では古典的なものに対する興味も表現するようになってきましたが、このテーブルの上の不透明なワイングラスと水の入った透明のグラスから何を想像されますか。ヨーロッパでは、「水」は哲学を表し、「ワイン」は聖書・宗教を表すこともあるようですが、そうした知識的な意味ではなく、私たちがいつも見かけている「美」として楽しんでもよさそうです。手頃な価格の小さなサイズの写真で、憧れのティルマンスの写真を手に入れられるこの機会をお見逃しなく。
1968年、ドイツ、レムシャイト生まれ。ロンドン在住。
80年代後半から90年代にかけて、ロンドンのファッション系カルチャー雑誌『FACE』『I-D』で写真作品を発表し注目される。1993年にケルンで初個展。その後、ニューヨーク、ロンドンと拠点を移しながら展覧会や雑誌で作品を発表し続け、何でもない日常の風景や友人たちを写真で切り取るという新しい地平を切り開いた。2000年にはイギリスの気鋭のアーティストに毎年贈られるターナー賞を受賞し、2003年にテート・ブリテンでイギリス初の本格的回顧展が開催された。またペット・ショップ・ボーイスのPVなど、映像表現にも展開を広げている。日本では、「失われた風景」展(1997年、横浜美術館)、「身体の夢」展(1999年、東京都現代美術館)などに出品。2004年に東京オペラシティーアートギャラリーで日本での大規模な初個展が行なわれ、話題を集めた。作家が来日したトークショーでは、ファンが殺到し会場に収まりきらなかったほどである。
| 制作年 | 2001年 |
|---|---|
| エディション | ED 44/50 |
| サイン | あり |
| 技法 | フォトグラフ |
| シートサイズ (縦×横) |
9.8x15.1cm |
| 作品の状態 | 良好 |
| 額仕様 | アルミ/直貼り |
| 額寸 (縦×横×奥) |
13.3x18.4x2.3cm |
| お届け期間 | --- |
| 特記事項 | |
| 海外店頭価格 | 1100 ドル (2006/03/27 更新) |
| A000-00865 |