
2003年森美術館の開館記念展「ハピネス」に出ていた作家の中でも、見た人の間で評判が高かったのがこのフレッド・トマセッリ。村上隆もリスペクトしているアーティストの1人としてこの人の名前を挙げていました。2000年リヨン・ビエンナーレ、2001年ベルリン・ビエンナーレ、2002年リバプール・ビエンナーレ、2004年ホイットニー・ビエンナーレと国際展で相次いで選出されていることからも気になる存在。最近ではロサンゼルスのTHE GEFFEN CONTEMPORARY AT MOCAで行われていた企画展「Ecstasy: In and About Altered States」 (2005年10月9日-2006年2月20日)にも出品していました。本作はそのときに出品していたのと同じイメージの作品。薬(ドラッグ)と葉っぱ、昆虫などをキャンバスに貼り付けたコラージュ作品で知られる彼ですが、どこかエクスタシーとクールさを併せ持ったようなカッコ良さを感じます。また、花火か万華鏡のようにも見えるこの作品は、女性の目から見れば「かわいらしさ」と映るかもしれません。クッションカバーの感覚で飾る、なんていう楽しみ方も面白いかもしれないですね。
1956年、カリフォルニア、サンタモニカ生まれ。ニューヨーク、ブルックリン在住。
80年代中頃から発表をし始め、2000年に仏リヨン・ビエンナーレ、2001年独ベルリン・ビエンナーレ、2002年英リバプール・ビエンナーレ(会場はテート・ギャラリー)、2004年米ホイットニー・ビエンナーレと、近年は世界各地の著名な国際展への招待が後を絶たない注目の作家。また2001年にはフロリダ、パームビーチ・インスティテュート・オブ・コンテンポラリー・アートを始めとする巡回展が行われたばかり。日本では、2003年森美術館の開館記念展「ハピネス」への出品が本邦初公開です。その作風としては、カプセルに入った薬やマリファナの葉っぱ、昆虫などを松脂でキャンバスに貼り付け、コラージュしたきらびやかなペインティングが知られている。カリフォルニア出身のトマセッリは70年代アメリカ西海岸のカウンターカルチャーからの影響も指摘されることが多く、だが一方でニューヨーク的な感性も感じさせるといった、独特のハイブリッドさがクール。現在、ニューヨークでも最も新しい作家たちが輩出されるエリアと言われている、ブルックリン、ウィリアムズバーグ地区を拠点に制作を続ける。
| 制作年 | 2004年 |
|---|---|
| エディション | ED 39/100 |
| サイン | あり |
| 技法 | デジタルインクジェットプリント |
| シートサイズ (縦×横) |
28x21.6cm |
| 作品の状態 | 良好 |
| 額仕様 | 黒/挟み込み |
| 額寸 (縦×横×奥) |
31x24.5x1.5cm |
| お届け期間 | 約2週間 |
| 特記事項 | |
| 海外店頭価格 | 700ドル (2006/07/10 更新) |
| A000-00985 |