
エリザベス・ペイトン、ピーター・ドイグ、リュック・タイマンスなどと共に、90年代のペインティングを代表する作家と言われるのがこのカレン・キリムニック。思春期の少女たちやスターの肖像(ツイッギー、プリンセス・ダイアナなど)、またおとぎ話の一場面を描いた作品などがありますが、いずれも共通するのはスウィートでせつない雰囲気。たとえそれが日常の風景であっても、魔法をかけられたかのごとく幻想性を帯びて見えます。愛らしさを感じさせる彼女の作品は特に女性に人気がありますが、こちらも女性に、もしくは女性への贈り物として、おすすめしたい一品。2001年に赤坂・GALLERY SIDE 2で彼女の個展が行われたときにつくられた、リトグラフによるポスター。そのビジュアルは、深い森を舞台にしてバレエダンサーが踊る場面と何ともロマンチックです。さらに、画面上部の文字の部分はすべて、ブルー・シルバーのラメが振りかけてあって、少し立体的になっています。白のバックにキラキラと輝くラメがとても美しい、大変華のある作品となっています。
1962年、アメリカ、フィラデルフィア生まれ。
1976年フィラデルフィアのテンプル大学卒。90年代初め、エリザベス・ペイトンなどと並んで、「新しい具象の作家」と注目を浴びるようになった作家の代表格の一人がこのカレン・キリムニックである。思春期の少女やおとぎ話に出てくる登場人物たち、それからスターの肖像などを描く。その特徴は独特の甘くロマンティックな雰囲気で、たとえそれがありふれた日常の姿であっても、彼女の絵の中では、まるで魔法をかけられたかのごとく幻想的な装いをまとうようになる。また甘さの一方で、ひそやかに毒を帯びてもいるようにも見える。ちょうど子供のための愛らしい童話が、一方では残酷な現実を秘めているようにだ。鮮烈なデビューを果たした後、1993年にはホイットニー・ビエンナーレに選出された。女性なら彼女のことは、ファッション・ブランドのマリー・クワントでツイッギーの絵を描いていたので知っているかもしれない。またマガジンハウス刊の『Relax for girls』2001年11月号の表紙なども手がけている。ダグ・エイケンなどを扱っていることで知られるNYの303 GALLERY、ロンドンのEMILY TSINGOU GALLERY、日本のGALLERY SIDE2などで作品を取り扱う。渋谷・パルコミュージアムで開催された『Girls Don’t Cry』展(2003年4月26日〜5月26日)に出品している。
| 制作年 | 2002年 |
|---|---|
| エディション | ED 22/50 |
| サイン | あり |
| 技法 | リトグラフ |
| シートサイズ (縦×横) |
66x50cm |
| 作品の状態 | 良好 |
| 額仕様 | 白木 直貼り |
| 額寸 (縦×横×奥) |
60x75x3cm |
| お届け期間 | 約3週間 |
| 特記事項 | |
| 海外店頭価格 | no data (2006/02/27 更新) |
| A000-00841 |