
2004年のホイットニー・ビエンナーレに選ばれるなど、まだ本格デビューして数年であるにも関わらず、人気急上昇中の作家がこのクリスチャン・ホルスタッドです。耳の早いコレクターたちの間では既に買い集めている人も多いとのこと、昨年はアメリカ3大コレクターの一人に挙げられるマイアミのデラ・クルス氏のメインフロアをこの作家が飾ったというニュースで話題にもなったほどです。もはやオリジナルの作品は新作待ちでほとんど無いとされる中、ヒロミ・ヨシイで2004年に個展「アメリカン エキスプレス」を行った際に制作されたポスターを入手いたしました。ポスターといってもサイン入りリトグラフで刷られているれっきとした作品。レース、キルトの布、ビニール、雑誌からの切り抜き、さまざまなモノを組み合わせて制作することで知られる作家ですが、こちらも切り貼りされたイメージのコンビネーションが絶妙な美しさをつくりだしています。ホルスタッドの生まれた年「1972」がプリントされているのもなかなかレアです。
1972年、アメリカ・カリフォルニア、アナハイム生まれ。
最初の個展は2002年とまだごく最近だが、アート界に新たな旋風を巻き起こしているのがこのクリスチャン・ホルスタッドだ。デビュー2年目にしてホイットニー・ビエンナーレに選出され(アートの最新のトレンドをキャッチするなら、このホイットニー・ビエンナーレとアート雑誌『K48』に出てくる作家は見逃すなと言われている)、『ニューヨーク・タイムス・マガジン』の特集「次代を担う感性のクリエイターたち」の23人のなかに選ばれた。さらにはアメリカでも屈指の大コレクターと言われる、デラ・クルス氏の家のメインフロアをいきなりこの作家が飾って周囲を驚かせた。ニューヨークでの取り扱いギャラリーは、ダニエル・ライヒ。今、NY若手ギャラリストNo.1とも称される存在だ。
来日したときのレクチャー・イベントの場で「僕はハロウィーンパーティの次の日のゴミの山のような作品を作りたい」と言っていたホルスタッドは、まさにレース、布、ビニール、ポルノ雑誌からの切り抜き、家具……、と身近にあるあらゆるモノを組み合わせて作品をつくり出す。一見するとエロティックでぐちゃぐちゃとなって見えるそれは、しかし独特の刹那な雰囲気、繊細な美の世界を生み出している。その美しさのことは、ホルスタッド自身の言葉が最も言い表しているだろう。「実際のパーティーはひどいものだけど、ゴミの山から前日のパーティーを想像するのは素敵なことだ」
ホルスタッドはまた、ブラック・レオタード・フロントというパフォーマンス・グループを結成しており、2004年にヒロミ・ヨシイで日本初個展「アメリカン・エクスプレス」が開かれた際には、六本木のスーパーデラックスにて「クリスチャン・ホルスタッド・ナイト」というイベントが開催。フレディー・マーキュリーばりのゲイの格好をした、ホルスタッドたちが踊り狂うというありさまだった。このときのVJはエンライトメントが、DJテイ・トウワが務めている。
| 制作年 | 2004年 |
|---|---|
| エディション | ED 35/50 |
| サイン | あり |
| 技法 | リトグラフ |
| シートサイズ (縦×横) |
57.2x50.5cm |
| 作品の状態 | 良好 |
| 額仕様 | 白/直ばり |
| 額寸 (縦×横×奥) |
61.5x54.5x3cm |
| お届け期間 | --- |
| 特記事項 | |
| 海外店頭価格 | no data (2006/02/27 更新) |
| A000-00842 |