
21世紀の新たな風景表現の潮流を切り拓く新進の写真家として注目の存在、それがこの津田直です。1976年生まれの29歳、まだデビューから数年しか経っていませんが、2004年ヒロミ・ヨシイでの個展、2005年には川崎市民ミュージアム「サイトグラフィックス ―風景写真の変貌―」展に著名写真家と共に選ばれ、また同年、大阪のgraf gm media「Visions on the move Vol.2」に出品、そして2005年2月号『STUDIO VOICE』写真特集の表紙も飾るなど、まさにこの2年ほどで引っ張りだこの状態となっています。「近づく」というテーマでここ数年制作を行っていますが、微妙に時間のズレを感じさせる連続したコマのような連作の写真は、まさに撮りながら風景と自分を少しずつ一体化していこうとするかのようで、見る者にも不思議な没入感を与えてくれます。本作では噴煙を上げる山の火口を撮っていますが、現在全国書店で発売中の津田直の画集『近づく−Coming Closer−』でも火山がメインモチーフとなっているように、津田の代表的なシリーズの1点と言えます。
1976年、神戸生まれ。
2001年大阪芸術大学写真学科研究過程修了。津田直の撮る作品は、写真よりも映画に近いのかもしれない。「近づく」という展覧会タイトルで2002年以降発表を行っているが、日付だけが書かれた作品名、そして微妙に時間のズレを感じさせる連続したコマのような連作の写真、まさにそれは「その日、少しだけ近づいた」というアーティストのつぶやきが聞こえてきそうだ。どこかに近づけば、またどこかから遠ざかる。津田直という写真家は、そんな歩みを繰り返し「撮る」なかで行っている。2001年、大阪Gallery Kai「遠くの近く」と題した個展でデビュー、2004年にはヒロミ・ヨシイで個展を行った。2005年には1月に川崎市民ミュージアム「サイトグラフィックス ―風景写真の変貌―」に出品、また7月に大阪のgraf gm media「Visions on the move Vol.2」に、11月には華道の家元の自宅だった日本家屋を使ったスペース・主水書房で個展「漕ぎ出し」を行う。さらに『STUDIO VOICE』恒例の写真特集(2006年1月6日刊行)ではその表紙も飾るなど、まさにひっぱりだこの1年だった。また現在、書店の店頭では真白な雪原にカラフルなフラッグが立つ写真が表紙の、ペーパーブックサイズの画集『近づく ?Coming Closer-』が並んでいるので、ご存知の方もいるかもしれない。21世紀の新たな風景表現の潮流を切り拓く新進の写真家として注目されている。また日本のハウス・ウェディングに新風を巻き起こしたテイクアンドギブ・ニーズが、アーティストとのコラボレーションをテーマに松涛に新たに建てた「SHOTO GALLERY」1階のギャラリーにも、津田 直の美しい梅林の写真は飾られている。
| 制作年 | 2003年 |
|---|---|
| エディション | ED --/3 |
| サイン | なし |
| 技法 | Cプリント |
| シートサイズ (縦×横) |
52.8x42.9cm |
| 作品の状態 | 良好 |
| 額仕様 | 黒 |
| 額寸 (縦×横×奥) |
55.5x45.1x3cm |
| お届け期間 | 約3週間 |
| 特記事項 | こちらは3枚1セットになります。 |
| 海外店頭価格 | no data (2006/02/27 更新) |
| A000-00850 |