
現在ではウォーホルやリキテンスタインと並び,ポップアートの代表格の1人と呼ばれているJ・ローゼンクイストですが、60年代はじめ頃にはタイムズスクエアの上空に聳える足場の上に立って、看板描きをやっていたそう。アメリカの日常を描きつづけてきた彼が、70年代版画の興隆を築いた名プリンター、ケネス・タイラーと組んで制作した72年の作品。
1933年、11月29日、ノースダコタ州、グランド・フォークス生まれ
看板描きのアルバイトをしながらミネアポリスのミネソタ大学で学んだ後、ニューヨークに出てアート・ステューデンツ・リーグに通う。抽象画家を目指すが1960年ごろから見慣れたイメージの断片を組み合わせ、巨大なスケールに拡大して描きはじめた。それは、看板描きのアルバイトで得たテクニックをそのまま活用したのにすぎなかった。色彩はポップ・アート共通の鮮やかなもの、何の部分かわからない断片的なイメージの組み合わせは、抽象絵画と見間違う印象を与える。だがよく見ると、車、政治家、スパゲッティ、ロケット、口紅などが描かれていて、それら無関係なものの組み合わせにはシュールレアリズムの影響が見られる。1972年、ニューヨーク、ホイットニー美術館で回顧展開催。日本では大阪万博の際に大作が展示されたが、その後は1997年、福島県須賀川のCCGA・現代グラフィック・センターで大規模な個展が開かれた。
| 制作年 | 1972年 |
|---|---|
| エディション | ED XXX/125 |
| サイン | あり |
| 技法 | リトグラフ |
| シートサイズ (縦×横) |
76.3x56.8cm |
| 作品の状態 | 良好 |
| 額仕様 | ふきとり/マット |
| 額寸 (縦×横×奥) |
82.2x60.2x3cm |
| お届け期間 | 約4週間 |
| 特記事項 | |
| 海外店頭価格 | 3250ドル (2005/12/02 更新) |
| A000-00176 |