
アメリカ人はルーツがイギリスにあるからか、何のかんのといいつつ結構イギリス贔屓だ。イギリス皇室の人気も本国ほどではないにしても、想像を超えるものがある。社会風刺のカリカチュアや人形劇の格好の材料となっていたチャールズ皇太子だがダイアナ妃との間の王子たちはスター扱いだ。皇室御用達の肖像画家が描く写真のようなありきたりの肖像ではなく、CDのジャケットになっても違和感のないトレンディな表現、リトグラフの版画とは思えない手描きの印象を与える質感。ファッショナブルだけれど品位を感じさせる理由はその辺りにありそうだ。前の年に描かれた同じ構図の油彩作品は、大きさは半分ほどの小品だが、パリ、ポンピドウ・センターのコレクションとなっている。自慢できる一品。
1965年、コネチカット州ダンベリー生まれ
ニューヨーク、スクール・オブ・ビジュアル・アーツで絵画を学ぶ。最初の個展は1987年、ニューヨークのアルシア・ヴィアフォーレで開かれたが、話題となったのは、1993年伝説的なチェルシー・ホテル828号室で展示されたナポレオン、マリー・アントワネットなどを描いた歴史的肖像画のシリーズであった。その後も油彩、水彩などにより歴史的肖像画と同じように、友人、ミュージシャン、イギリスの皇太子たち、ホックニーやディカプリオといった有名人を本や雑誌の写真あるいは自分で撮影した写真をもとに制作し、90年代後半から急速に人気を獲得。透明感のある流れるような筆致、繊細かつ鮮やかな印象を与える構成と色使いなどウォーホル以後最も現代的な肖像画家として今一番活躍する画家の一人。オリジナル作品の絵画、水彩はきわめて入手困難である。
| 制作年 | 2000年 |
|---|---|
| エディション | SP 1/350 |
| サイン | あり |
| 技法 | リトグラフ |
| シートサイズ (縦×横) |
61x48.3cm |
| 作品の状態 | 良好 |
| 額仕様 | 白/うかせ |
| 額寸 (縦×横×奥) |
70x58x4cm |
| お届け期間 | --- |
| 特記事項 | |
| 海外店頭価格 | 1100 ドル ( 更新) |
| A000-00096 |