
1999年高松宮文化賞彫刻部門受賞。90歳を過ぎてバリバリの現役彫刻家はようやく不幸な少女時代のトラウマを克服したのか、時折少女らしいイメージの版画を制作するようになった。花、猫そしてバラ、確かに棘は描かれているものの赤と濃いピンクとの葉とつぼみからは甘い香りが立ち上ってくるようだ。ブルジョワのお気に入りの香水は、あのシャネルの5番だとか。マリリン・モンローもアンディ・ウォーホルも好きだった香水に惹かれる彼女はやはり女性。
1911年12月25日、パリ生まれ
パリの裕福な家庭に生まれたが、父親の愛人問題がトラウマとなり後の作品制作に大きな影響を及ぼす。ソルボンヌ大学で数学を学ぶが、エコール・デュ・ルーヴルとエコール・デ・ボザールに入りなおし美術の道を歩む。フェルナン・レジェに師事し、1938年にアメリカに移住。ニューヨークでマルセル・デュシャン、ジョアン・ミロと知り合い、またウィレム・デ・クーニングをはじめ抽象表現主義の画家たちとも親しくなる。彫刻の原点である人体表現をさらに肉体の問題、性差の問題に深く掘り下げ、もともと少女期の記憶を打ち消すための否定的な表現行為であったとしても、90年代のジェンダー(社会的・文化的観点から見た性別・性差)の表現の先駆的存在として急速に評価が高まった。1993年のヴェニス・ビエンナーレにアメリカ代表として参加。1995年ニューヨーク近代美術館で回顧展、97年横浜美術館で回顧展開催好評を博した。
| 制作年 | 2002年 |
|---|---|
| エディション | ED 16/20 |
| サイン | あり |
| 技法 | リトグラフ |
| シートサイズ (縦×横) |
36x37cm |
| 作品の状態 | 良好 |
| 額仕様 | 白/マット |
| 額寸 (縦×横×奥) |
50x50x2cm |
| お届け期間 | 3営業日以降 |
| 特記事項 | |
| 海外店頭価格 | 3500ドル (2005/05/16 更新) |
| A000-00162 |