
ピカソも得意としたリノカットはシンプルな作品には効果的な版画技法である。日常何気なく目にしている景色をそっけないほどさらっとした表情で描き出し、無機質なリノカットの版画の表面がそれをさらに強調する。このクールな表現が現代的であると同時に、居心地の良さともなっている。煩雑な日常の仕事から解放された実感を与えてくれるのは、押し付けがましい癒しではなくこのクールさかもしれない。飽きのこないさりげないエレガンス。カッツの版画1点をかけるだけで、普段のお部屋がワンランクアップすること間違いない。
1927年、ニューヨーク州、ブルックリン生まれ。
ニューヨークのクーパー・ユニオンとメーン州スコーへーガン絵画彫刻学校に学ぶ。最初紙によるコラージュ作品を手がけるが、30代から本格的に人物主体の油絵と版画の制作にとりかかる。アルミニウム板を切り抜いて油彩で描くカット・アウトなど実験的な作品も制作するが、抽象表現主義、ネオダダ、ポップ・アート、ミニマル・アートと変遷する現代美術界の中、時流に迎合することなく明快な色彩と簡潔な構図による具象絵画のスタイルを貫いている。
| 制作年 | 2000年 |
|---|---|
| エディション | ED XXX/45 |
| サイン | あり |
| 技法 | リノカット |
| シートサイズ (縦×横) |
42.5x35.6cm |
| 作品の状態 | 良好 |
| 額仕様 | 黒 |
| 額寸 (縦×横×奥) |
52.5x45.6x3cm |
| お届け期間 | 約4週間 |
| 特記事項 | |
| 海外店頭価格 | 1000ドル (2005/11/30 更新) |
| A000-00169 |