
「デュアル・レター/両面文字」とは、英語と日本語の両方の側面から読むことができる新しい文字の仕組み。日本語の表記法(漢字または仮名)を解体し、バラバラになったその構成要素を同義の英語表現に該当する英語表記(アルファベット)に再構築した文字の新しい姿とも言えます。考案者の遠山由美は、それらの文字を使ってさまざまな題材をもとに創作活動を行い、線と空間の芸術を生み出してきました。本作品は日本の古典である「枕草子」を題材に描いた2001年の作品です。漢字を変形させた仮名という新しい文字体系で書かれた「枕草子」は、遠山が「デュアル・レター/両面文字」を書くきっかけになった重要な文学作品でもあります。制作にあたり、遠山は原文と英訳文を照合しながら、一文字ずつ両面文字に訳したものを左上から横に書いていきました。解読することは難しいかもしれませんが、西洋と東洋の文字の文化を融合させたアートとしては独特の存在感を放つ作品になっています。
1964年生まれ。学習院大学文学部史学科卒業。日本語と英語、両方の側面から読める両面文字「デュアル・レター」を発案し、創作活動を行っているアーティスト。1999年より国内外にて個展をはじめとする活動をスタートする。また『書字法・装飾法・文字造形』(E.ジョンソン著、2005年、朗文堂)の翻訳なども手がける。著書には『両面文字/DUAL LETTER』(2006年、木耳社)。1999年より毎年ギャラリー360°で新作を発表している。ネクタイの新しいスタイルを提案する有限会社ジラフの代表取締役も務めている。
| 制作年 | 2001年 |
|---|---|
| エディション | ED -/45 |
| サイン | あり |
| 技法 | シルクスクリーン |
| シートサイズ (縦×横) |
79x55cm |
| 作品の状態 | 良好 |
| 額仕様 | 木地/マット |
| 額寸 (縦×横×奥) |
93.2x69.2x3cm |
| お届け期間 | 約3週間 |
| 特記事項 | |
| 海外店頭価格 | no data (2007/03/19 更新) |
| C000-00861 |