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作品名

Tの肖像

Art List
Portrait of T
作家名
田名網 敬一      
Name
Keiichi Tanaami

Tの肖像

作品エピソード

田名網敬一は、1960年代にサイケデリックなアニメーションを用いた作品で活躍していたグラフィックデザイナーです。日本版『PLAY BOY』誌の初代アートディレクターを務めていたことでも知られています。本作品は、彼が1966年に自費出版した幻のビジュアル・ブック「田名網敬一の肖像」の復刻(2003年、私家版)を記念して制作された作品になります。田名網は、これまで創作してきた映画やシルクスクリーンでさまざまに試みてきたモアレ(幾何学的に規則正しく分布する点または線を重ね合わせるとことによってできる斑紋)やソラリゼーション(露出が極端に過度になると、現像した画像の明暗が逆転する写真の現象)の手法を見事に作品化しています。本作品は、アクリル版に描かれた自身のポートレートを蛍光インクでシルクスクリーン刷りし、それを4枚重ねたことにより、じっと眺めていると不思議なトリップ感覚に陥る立体作品を完成させました。1960年代に流行した素材のアクリル、サイケデリックでポップな色づかい、ブラックライトを当てると光る蛍光インクなど、当時のデザインの雰囲気を強く意識した仕上がりになっています。

作家の紹介

1936年、東京都生まれ。1960年に武蔵野美術大学デザイン科を卒業後、博報堂制作部に入社するが2年で退社。その後、派手な色彩を使ったサイケデリックな創作活動でアニメーションや版画、イラストレーション、エディトリアル・デザインなどの分野で活躍。1958年、ポスター「花嫁と狼」で「日本宣伝美術会」特選、1966年「2回ブルーノ国際グラフィック・ビエンナーレ展」特別賞、1970年「アメリカCFフェスティバル」最優秀グラフィック賞を受賞した。1975年、日本版『PLAY BOY』誌の初代アートディレクターに就任。1991年より京都造形芸術大学教授に就任し、現在は同大学情報デザイン学科・学科長を務める。2001年、ギャラリー360°で60年代のグラフィックのポスターを展示。同時に当時制作した実験映画やアニメーションを上映し、若い世代から大きな反響を得る。また田名網の60年代の作品をまとめた作品集「Blow Up」が出版され、海外でも話題となった。個展は2002年「田名網敬一ドローイング3000展」ギャラリー360°(東京)、「田名網敬一・金魚の潜む絶景展」graf media gm(大阪)など多数開催。著書多数。

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作品詳細
制作年 2003年
エディション ED -/20 
サイン あり 
技法 4枚のアクリル板にシルク 
シートサイズ
(縦×横)
25.5x20.5cm
作品の状態 良好 
額仕様
額寸
(縦×横×奥)
25.5x20.5x5.5cm
お届け期間 約2週間 
特記事項 ※証明書付 
海外店頭価格 no data
(2007/03/19 更新)
C000-00863  
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