
どこにいても関山につきまとう”違和感”。それを感じつつ、身の回りの風景を描くことにこだわり、制作を続けている。違和感を覚える風景を撮影した写真を、スピードが求められている現代において、関山はあえて手間隙のかかる油彩を用い、キャンバスの上に忠実に描く、その歪みすら。
写真は瞬間を焼き付け、通常肉眼では見ていても気づくことがまれな光景を我々に突きつける。一方、感じる風、湿度、あるいは輝き、そしてそれらが滞留する時間を表現するのは絵画が方法として適している。一瞬のリアルと滞留する空気感、この両方を表現するために、一見矛盾し、無意味に思われる工程が求められるのだろう。
「写真のもつ傍観者的な視点と絵の持つ主観的な感情を組み合わせることでしか、この違和感は表現できない」と関山は言う。作家にとってリアルはもはや写真でも絵画でもない。描くという行為によってのみ現前させることが可能となるのだ。
最近住み慣れた故郷名古屋を離れ、東京で制作を始めた関山。彼自身が何を感じどのように変わっていくのか、今後の作品が明らかにしてくれるだろう。
(YUMIKO CHIBA ASSOCIATES / 新妻葉子)
1978年 愛知県生まれ
2000年愛知県立芸術大学油画科卒業。2005年 「GEISAI7」 BUILDINGスカウト賞、2006年 「GEISAI9」六本木ヒルズ アート&デザインストア スカウト賞。
個展として2002年「domestic」 自宅アトリエ(愛知)、2004年えぷろん MARTHA(愛知)、2005年万博サテライト会場(愛知)、2005年ウェストベスギャラリーコヅカ(愛知)、2006年 「Sekiyama Koji c 」ナディッフ(東京)。グループ展として2002年「マイナス展」 市民ギャラリー矢田(愛知)、2003年「都市型潜水計画」愛知県美術館アートスペースX(愛知)、2004年「YARUSENAKIOのart」市民ギャラリー矢田(愛知)、2004年〜2006年「GEISAI6〜19」 東京ビックサイト(東京)など。
2007年には、4月16日からH.P.FRANCE WINDOW GALLERY SINJYUKUにて個展開催予定。
| 制作年 | 2006年 |
|---|---|
| エディション | オリジナル |
| サイン | あり |
| 技法 | 油彩、キャンバス |
| シートサイズ (縦×横) |
72.7x53cm |
| 作品の状態 | 良好 |
| 額仕様 | 壁にそのまま架けて頂けます。 |
| 額寸 (縦×横×奥) |
0x0x0cm |
| お届け期間 | 約2週間 |
| 特記事項 | オリジナル1点ものですのでエディション番号はございません。額装費に記載されている金額は、保管用箱代と展示加工代金となります。 |
| 海外店頭価格 | no data (2007/04/16 更新) |
| C000-00997 |