
※額装イメージ。作品表面右下に作家直筆サイン。作品裏面にも、鉛筆により作家直筆サインが。
エリオット・アーウィットの写真は、ジャーナリスティックなものからスナップショットまでバラエティに富んでいるが、ユーモアとウィットに富んだ人間味あふれる作風は一貫している。特に、彼がとらえる奇跡とも言える絶妙な人間ドラマの一瞬は、見る人の心を一目で魅了する力がある。
本作は、膨大な作品の中から作家自身が厳選した写真集『PERSONAL BEST』(2006)に収録されており、2007年には同写真集にあわせた写真展『PERSONAL BEST PERSONAL CHOICE(パーソナルベスト パーソナルチョイス)』(銀座 シャネル・ネクサス・ホール、2007/4/6〜5/6)が開催されている。この写真展では、アーウィットの大ファンだという各界の著名人たち(ミュージシャンのスティング、北野武氏、宮本亜門氏、渡辺満里奈氏ほか52人)がそれぞれのベストを選び、コメントを寄せている。シャネル代表取締役社長のリシャール・コラス氏は、子供の頃に写真雑誌『PHOTO』でアーウィットの写真を初めて見たときの感動を「写真が笑いかけてくるようだった」とし、「これまでの人生においてずっと、数多くの彼の素晴らしい写真に感銘を受けてきた」とカタログ挨拶に記載している(『PERSONAL BEST PERSONAL CHOICE』展カタログより)。世界的な巨匠でありながら、人間や動物への優しいまなざしに満ちたアーウィットの写真は、自分の人生にとって特別な意味を持つ写真、まさにパーソナルな写真として、多くの人から愛されている。
■『PERSONAL BEST PERSONAL CHOICE』展カタログより
〜本作品に寄せる各界著名人のコメント
・阿川佐和子/ 文筆家
「私はこの時代の女性の顔とファッションがすきなのかもしれません。バックミラーの中のシアワセと、朝日?夕日?に映える海の大きさが、私に深呼吸を与えてくれます。いいなあ…」
・斉藤薫/美容ジャーナリスト
「あまりにも有名な作品だが、何度見ても心が躍る。喜びの感情をこういう形でのぞき見るのは、“ひと息の幸せ”であることを教えてくれる」
・美澤修/アートディレクター
「『million kiss』というアルバムタイトルがある。僕の中でも、きっと世界中の人の中でも、これが憧れの最も美しいkissだと思う。僕は、この写真を見ていると、頭の中がグルグルする。客観的な世界の中に実像がある、鏡の上に虚像がある、空の奥までイメージが連続する」
1928年7月26日、パリ生まれ。ニューヨーク在住。
マグナム・フォト(★)の名だたる写真家の中でも、もっとも高い人気を誇るのがエリオット・アーウィットだろう。亡命ロシア人の両親のもとパリに生まれ、ミラノで育ち、11歳のときロサンジェルスに渡る。ハリウッド高校時代に写真にめざめ、ロサンジェルス市立大学で写真を学ぶ。20歳でニューヨークに移り、写真家として活動を開始。途中51年から2年間徴兵され、ドイツとフランスに駐留するも、53年、25歳の若さでロバート・キャパの推薦でマグナムのメンバーとなり、50〜60年代のフォト・ジャーナリズムの黄金時代に「LIFE」などさまざまな写真雑誌に作品を発表した。現在は、写真のみならず映画やTV番組、広告など幅広い分野において、第一線で活躍中である。
アーウィットはこれまでに、スミソニアン美術館(1963)、ニューヨーク近代美術館(1965)、シカゴ美術館(1972)、チューリヒのクンストハウス(1979)など、世界各地のギャラリーや美術館にて個展を開催している。また、愛すべき犬たちの姿をとらえた『To the Dogs』(1992)、『DOGDOGS』(2005)や、『Elliott Erwitt Snaps』など写真集も多数出版。2006年には、これまでの仕事の集大成とも言える写真集『PERSONAL BEST』を出版した。
★1947年、ロバート・キャパの発案により、アンリ・カルティエ= ブレッソン、ジョージ・ロジャー、デビッド・シーモアらによって創設されたフォト・ジャーナリスト集団
| 制作年 | 2007年 |
|---|---|
| エディション | オープンエディション |
| サイン | あり |
| 技法 | ゼラチンシルバープリント |
| シートサイズ (縦×横) |
40.6x50.8cm |
| 作品の状態 | 良好 |
| 額仕様 | 黒/マット |
| 額寸 (縦×横×奥) |
50.5x60.5x2.5cm |
| お届け期間 | 約4週間 |
| 特記事項 | |
| 海外店頭価格 | 4500ドル (2007/04/27 更新) |
| C000-01074 |