
2006年、オノは地図を素材に新型のインスタレーションを世界各地で行いました。展覧会が行われる都市の現在の地図と100年前の地図を壁に貼り、横には「癒し」「目覚め」や「愛する」といった言葉のスタンプが用意され、観客は地図上の任意の場所に、任意のスタンプを押してゆくよう指示があります。それぞれの都市で行われた展覧会は、その都市ごとにタイトルを変えています。ベルリンは「癒し」、ベルギーのブリュッセルでは「目覚め」。東京のギャラリー360°では「 O P E N / ひ ら く 」というタイトルで行われました。また他の壁面には、パネルが展示され、観客は「OPEN/ひらく」に対する考えを観客が書き込んでいきます。この作品には、都市の通りや広場は人体の皮膚の内側を走り巡る静脈や血管のようなものと考えるオノ・ヨーコの思考が反映されています。この「OPEN/ひらく」というコンセプトに関する様々な比喩的な意味は、コミュニケーションを可能にし、過去の痛みを記念するとともにその痛みを処理して、癒しや回復へと向う手助けとなるように考えられたものです。また今回、オノのメッセージは「いまこそお互いがオープンになるとき」です。心を開いてコミュニケーションをすれば、様々な問題は解決できるはず、今こそ、その時が来たのだというオノのメッセージです。この展覧会のポスターは限定100部制作し、20部程度直筆のサイン入りです。
1933年、銀行家小野英輔・磯子の長女として東京で生まれる。1952年、学習院大学哲学科に入学。翌年、アメリカに移住し、サラ・ローレンス大学で作曲と詩を学ぶ。1960年からニューヨークを拠点に、前衛芸術家として本格的な活動を開始。前衛芸術グループ「フルクサス」の活動に参加し、イベント、コンサート、作品展などを行なう。 66年9月には活動の拠点をロンドンに移し、同年11月に個展「未完成の絵画とオブジェ」を開催。その会場でビートルズのジョン・レノンと出会い、1969年結婚。ジョンとともに創作活動や平和活動を行う。1980年のジョンの死後も、創作活動や音楽活動などを通して「愛と平和」のメッセージを世界に向けて発信している。個展は1971年「THIS IS NOT HERE」エバーソン美術館(ニューヨーク)、1989年ホイットニー美術館(ニューヨーク)、1990年「踏み絵」草月美術館(東京)、1997年「HAVE YOU SEEN THE HORIZON LATETY?」オックスフォード近代美術館、2000年「YES YOKO ONO」ジャパン・ソサエティー(ニューヨーク)など多数開催。1993年ヴェネチア・ビエンナーレ、2001年横浜トリエンナーレに出品、2003〜2004年は日本において大規模な回顧展「YES オノ・ヨーコ展」を巡回した。1996年「青い部屋のイベントー東野芳明に捧ぐ」ギャラリー360°(東京)、以後 2001年「縦の記憶」、2002年「From My Window」、2004年「I LOVE U」、2005年「We're All Water」、2006年「O P E N」を同ギャラリーにて開催。
| 制作年 | 2006年 |
|---|---|
| エディション | ED -/100 |
| サイン | あり |
| 技法 | シルクスクリーン |
| シートサイズ (縦×横) |
54.2x39.5cm |
| 作品の状態 | 良好 |
| 額仕様 | なし |
| 額寸 (縦×横×奥) |
0x0x0cm |
| お届け期間 | 約2週間 |
| 特記事項 | |
| 海外店頭価格 | no data (2007/04/27 更新) |
| C000-01104 |