
まるで虫の気分になって花を眺めているみたいです。2006年に発表された蜷川実花の最新シリーズ「永遠の花」の中からの一枚。今回の作品は、今までの花をテーマとした蜷川実花作品ともまた異なり、造花を題材として取り上げています。メキシコやグアム、サイパンといった南の国では陽射しが強いため、造花が献花に使われるそうですが、蜷川実花は2000年から旅に出るたびこうした花を撮りためていたとのこと。カラフルな見かけのなかに祈りのおごそかさを秘めたこれらの花に、いとおしさを感じずにはいられません。限りある生に寄り添う存在だからこその美しさを放つ“永遠の花”。家に飾ってこの花を眺めているといろいろなことに想いを馳せそうな、そんな一枚です。
1972年 東京生まれ
第4回「写真ひとつぼ展」グランプリを始め数多くの賞を受賞。'01年第26回木村伊兵衛写真賞を受賞、'06年大原美術館賞を受賞し、精力的に作品を発表する新進作家。広告やファッションの分野でも活躍する他、写真作家として多くの展覧会を開催。主な展覧会として、'03年「日本の新進作家幸福論展/Acid Bloom」(東京都写真美術館)、'03年「KEEP IN TOUCH. POSITIONS IN JAPANESE PHOTOGRAPHY」(クンストハウス・グラーツ、オーストリア)、個展として'03年「Liquid Dreams」(パルコミュージアム)、'04年「mika over the rainbow」(LAFORET MUSEUM HARAJUKUより日本巡回)、'04年「photographs2001-2004」(小山登美夫ギャラリー)、'05年「floating yesterday」(GALLERY SPEAK FOR)、'06年「永遠の花」(小山登美夫ギャラリー)、'07年2月「MIKA NINAGAWA EXHIBITION」(Arndt&Partner,Berlin)、4月「MIKA NINAGAWA PHOTO EXHIBITION」(colette,Paris)と多数。
海外の美術館での展覧会も予定されている。大胆な構図と鮮やかな色彩感覚を備え、今最も注目される若手写真家の1人で、若い女性を中心に絶大な人気を誇る。'07年に公開された初の長編映画監督作品「さくらん」はベルリン国際映画祭にも招待され、世界に名をとどろかす活躍ぶりである。
| 制作年 | 2006年 |
|---|---|
| エディション | ED-/10 |
| サイン | あり |
| 技法 | Cプリント/プレキシグラス |
| シートサイズ (縦×横) |
25.7x36.4cm |
| 作品の状態 | 良好 |
| 額仕様 | フォトアクリルマウント |
| 額寸 (縦×横×奥) |
25.7x36.4x2.8cm |
| お届け期間 | 約5週間 |
| 特記事項 | |
| 海外店頭価格 | no data (2007/08/10 更新) |
| C000-01380 |