
数ある草間彌生の版画の中でも80年代後半の時期に制作された作品は、ポップでかわいい女性らしさを感じさせるものが多くあります。こちらもその一つ、1989年発表のさまざまな形の貝殻を題材にした版画で、カラフルかつ爽やか。夏に飾るのにぴったりの作品です。草間彌生の版画は、「無限の網」「かぼちゃ」などの代表的な作風以外に、身近な生活感の感じられるモチーフを描いたこうした作品を楽しめるところも醍醐味です。刷りは石田了一氏。草間の版画をずっと手がけているプリンターですが、実はこの人、アンディー・ウォーホルが来日時につくったシルクスクリーン「KIKU」の刷りを担当した方でもあります。
1929年、長野県松本市生まれ。10歳の頃から水玉と網の目模様の絵を描きはじめる。京都市立美術工芸学校で日本画を学んだ後、油彩、水彩、コラージュなどで幻想的な作品を制作。1957年渡米し、モノクロームの地を同色の網目が覆いつくす大作を発表、注目される。フランク・ステラも作品購入者の一人。60年代にはボディ・ペインティング、ファッション・ショー、ハプニング(現在のパフォーマンス)を通じて反戦運動をするなど多彩な活動を展開。73年帰国後は小説や詩集を多数発表。89年ニューヨーク国際芸術センターで回顧展、93年ヴェニス・ビエンナーレ日本代表、98年から翌年にかけて、ロサンゼルス・カウンティ・ミュージアム、ニューヨーク近代美術館、東京都現代美術館を回顧展が巡回。ヨーロッパでも同様に活躍する、日本を代表する作家の一人である。04年森美術館で開催された「クサマトリックス」展ではファン層も拡大して制作も一段と過熱しているようだ。
| 貝 (124) | |
| Shellfish (124) | |
| 草間彌生 | |
| Yayoi Kusama |
| 制作年 | 1989年 |
|---|---|
| エディション |
65/100 |
| サイン | あり |
| 技法 |
シルクスクリーン |
| 作品本体サイズ(縦×横) |
53.5x61cm |
| 作品の状態 |
良好 |
| 額仕様 |
白木/マット |
| 額寸(縦×横×奥) |
63.5x73x2.5cm |
| お届け期間 | 約2週間 |
| 特記事項 | |
| 海外店頭価格 | no data (2008/02/20 更新) |
| 品番 | C000-01499 |
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