
O Junさんとは10年ほど前に"撃墜王"の版画集を作った。数年前から新版画集の制作の構想話し合っていたところ、「先週UFOを見たんです!これでいきましょう。板津さん!」と、突然電話があった。その衝撃からかどうか幼き頃へと記憶を巡り、そのイメージをリトグラフ化。色版の見当もすべてぴったりと合わせて版に絵を描いてくれた。限定部数10セット。
(※イタヅ・リトグラフィック プリンター/板津 悟)
O JUN の絵画はシンプルでありながらもどこかしら不穏さを感じさせる不思議な作品です。人物や家、衣類など身近な題材が独自の視点で切り取られ、白い紙にクレヨン、グワッシュ、鉛筆、あるいはリトグラフで描かれています。無機質な線、単色でフラットに塗り込まれた色面は感情を排しているかのようで、見る者に少なからず距離感を抱かせます。しかし一方で、単純明快に描かれた形態の端々には、有機的でユーモラスな表情が伺え、見る者の想像力を刺激します。綿密に計算された余白と世界の一部を暗示するような謎めいたイメージが拮抗する画面構成は、音が消えたような独特の世界を醸し出しています。
(※O JUN official HPより)
1956年 東京生まれ。
80年東京藝術大学美術学部油画科卒業、82年同大学院美術研究科油絵専攻修士課程修了。84-85年スペイン、バルセロナに、90-94年ドイツ、ヂュッセルドルフにそれぞれ滞在。2006年から東京造形大学絵画科特任教授。
主な個展に82年ギャラリー泰明(東京)、87年双ギャラリー(東京、90,93,96,98年も)、89年ギャラリー伝(東京、96,98年も)、91年アトリエエキジビジョン(ヂュッセルドルフ)、96年イタヅリトグラフィック印刷(東京、99年も)、98年「性的人々ーウィタ・セクスアリス」(水戸芸術館現代美術ギャラリー「クリテリオム33」、茨城)、ミヅマアートギャラリー(東京、99,02,07年も)、ONギャラリー(大阪、02,06年も)000年カスヤの森現代美術館(神奈川)、02年「近作展」(国立国際美術館、大阪)ほか。グループ展は78年「皮膜破壊工作員」(FFホール、東京)、92年「アクリラート展」(目黒区美術館、東京)、「JAPAN 5」(クンストラウム・ノイス、ドイツ)、97年「ハンスの庭、O JUNのガルテン、Vol.2」(ギャラリーF.M.シュヴァルツ、ドイツ、ケルン)、「時分の花」(ギャラリーアート倉庫、東京)、01年「発生の場/ドローイング」(東京藝術大学陳列館)ほか。著書・作品集に『O JUN 1996-2007』(赤々舎、2007)がある。
(『美術手帖』2007年10月号参照)
| 制作年 | 2005年 |
|---|---|
| エディション | ED -/10 |
| サイン | あり |
| 技法 | BFK紙、リトグラフ |
| シートサイズ (縦×横) |
90x63cm |
| 作品の状態 | 良好 |
| 額仕様 | ケヤキステイン |
| 額寸 (縦×横×奥) |
110x82x2,4cm |
| お届け期間 | 約3週間 |
| 特記事項 | |
| 海外店頭価格 | no data (2007/10/26 更新) |
| C000-01683 |