
1995年にフジテレビギャラリーで行われた版画展「記念撮影」に合わせてつくられた銅版画です。「記念撮影」という展覧会名からも察しがつくかもしれませんが、この展覧会では自画像をテーマにした作品が多く出品されました。闇の中にぽっかりと穴のように空いた画面を見つめていると、そこはブラックホールのようにも、草間彌生自身の心の深層のようでもあり、あるいは見ている自分の心理を映し出す鏡のようにも見えてきたり、などさまざまな見方ができる作品です。これまで制作された草間彌生の版画のうちでも、他に似た図柄を持たない、希少性の感じられる一枚。
1929年、長野県松本市生まれ。10歳の頃から水玉と網の目模様の絵を描きはじめる。京都市立美術工芸学校で日本画を学んだ後、油彩、水彩、コラージュなどで幻想的な作品を制作。1957年渡米し、モノクロームの地を同色の網目が覆いつくす大作を発表、注目される。フランク・ステラも作品購入者の一人。60年代にはボディ・ペインティング、ファッション・ショー、ハプニング(現在のパフォーマンス)を通じて反戦運動をするなど多彩な活動を展開。73年帰国後は小説や詩集を多数発表。89年ニューヨーク国際芸術センターで回顧展、93年ヴェニス・ビエンナーレ日本代表、98年から翌年にかけて、ロサンゼルス・カウンティ・ミュージアム、ニューヨーク近代美術館、東京都現代美術館を回顧展が巡回。ヨーロッパでも同様に活躍する、日本を代表する作家の一人である。04年森美術館で開催された「クサマトリックス」展ではファン層も拡大して制作も一段と過熱しているようだ。
| 自画像 (221) | |
| Self-Portrait (212) | |
| 草間彌生 | |
| Yayoi Kusama |
| 制作年 | 1995年 |
|---|---|
| エディション |
48/75 |
| サイン | あり |
| 技法 |
エッチング |
| 作品本体サイズ(縦×横) |
50.7x38cm |
| 作品の状態 |
良好 |
| 額仕様 |
白木/マット |
| 額寸(縦×横×奥) |
60.7x50x2.5cm |
| お届け期間 | 約2週間 |
| 特記事項 | |
| 海外店頭価格 | (2008/02/20 更新) |
| 品番 | C000-01801 |
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