
著書『芸術企業論』がセンセーションを巻き起こしたのは記憶に新しい。東京藝術大学日本画科博士課程を修了した日本画界のホープの海外での活躍は相変わらずである。同シリーズの《ジョージ・ダイヤーの習作》のエピソードに詳しく記述されているが、20世紀イギリス最大の画家「フランシス・ベーコンに捧ぐ」と題した作品をロンドンで見せるところが村上氏の村上氏たるところ。お返しに「横山大観に捧ぐ」といった作品をダミアン・ハーストに作って日本で見せて欲しいものだ。本家ベーコンの作品には《Portrait of Isabel Rawsthorn standing in a street in Soho》1967というタイトルのものがあり、村上作品と顔の向きがあっているのは、村上氏がちゃんとベーコンを調べたからだろう。村上ファンなら揃えておきたい作品。
1962年、東京生まれ。東京藝術大学で日本画科を専攻。93年論文「意味の無意味の意味」で博士号取得。94年ロックフェラー財団のACCグラントによりP.S.1 ART PROJECTの招待を受け、ニューヨークに滞在。90年代後半以降、ポップとオタクを合わせた「PO+KU ART」のコンセプトを元にアニメやフィギュアなどオタク文化に近接したアート作品を発表し始める。また2000年頃からは「SUPERFLAT」というコンセプトを提唱、自身の作品制作以外に同名の展覧会を企画し、ウォーカーアートセンター(U.S.A.、ミネアポリス)他、海外の美術館を巡回した。 ISSEY MIYAKEやルイ・ヴィトンとのコラボレーションなどジャンルを超えた活動も目立つ。2003年には六本木ヒルズのイメージキャラクターの制作も手がけた。同年5月には、オークション大手のクリスティーズにて、代表作の一つ「Miss Ko2」が57万ドルという高値で落札されて話題に。取り扱いギャラリーは小山登美夫ギャラリーを始めとして、ブラム・アンド・ポー(ロサンゼルス)、マリアンヌ・ボエスキー・ギャラリー(N.Y.)など。
| 制作年 | 2004年 |
|---|---|
| エディション | 180/300 |
| サイン | あり |
| 技法 | オフセットリト |
| シートサイズ (縦×横) |
68x68cm |
| 作品の状態 | 良好 |
| 額仕様 | 白/マット |
| 額寸 (縦×横×奥) |
79x79x3cm |
| お届け期間 | 約2週間 |
| 特記事項 | |
| 海外店頭価格 | ( 更新) |
| C000-01803 |