
80年代ウォーホルを代表するシリーズ「ADS(広告)」
2007年、ついにアンディー・ウォーホルはアートマーケット全体のトップ1に躍り出ました。それまでずっとオークションセールスのトップはピカソであり(2006年も1位はピカソでウォーホルは3位)、長年この関係は変わらずにきましたが、ウォーホルがそうした「クラシック」を追い抜いてしまう時代がとうとう到来。今やモネよりもマチスよりもウォーホルが高い時代なのです。
本作はウォーホルが亡くなる2年前の1985年に発表された「広告」シリーズのなかの1点。ドナルド・ダックの絵柄です。同じ年に発表された「アニヴァーサリー・ドナルド・ダック」の原形となった作品でもあります。大衆文化のなかにあるポップイメージを使って、世界の隠喩をし続けてきたウォーホルですが、そうした「ポップアイコン」のなかでも80年代の名作として、この「広告」はよくとり挙げられています。またウォーホルといえば60年代の作品が言及されることが多いですが、ポップでカラフルでかわいらしい、という点では80年代の作品の方にむしろ軍配が上がるのではないでしょうか。とりわけ1981年の「神話」にはじまる、米ロナルド・フェルドマンギャラリーが版元となって出版された一連の版画作品−「ダブルミッキーマウス」(’81)、「危機に瀕している種」(’83)、本作「広告」(’85)、月面着陸を描いた「ムーンウォーク」(’87)は、80年代ウォーホルのテイストを存分に発揮した、楽しさに溢れるポップアートとなっています。(2008.08.08)
1928年8月6日、ペンシルヴァニア州ピッツバーグ生まれ、1987年2月22日没。ミッキー・マウスと同じ年に生まれたポップ・アートのスーパースター。ニューヨークで 広告デザインなどコマーシャル・アート界で活躍、高収入を得るが、キャンベル・スープ、コカ・コーラの絵を描いて画家へ転身。キャンヴァスに人気スターの写真をシルクスクリーン・プリントした新しいアイデアの作品で本領を発揮し、1962年発表のマリリン・モンローの肖像は、彼女の自殺の直後だけに大反響を呼んだ。1965年突然画家引退宣言をし、映画製作、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのプロデュース、雑誌『インタビュー』の創刊、CM出演など元祖マルチタレントに。70年代以降、肖像画の注文が増し、単なるポップ・アーティストから20世紀最大の肖像画家となる。毎日曜日教会に通い、クリスマスにはホームレスに食事を配るといった一面もあった。1987年2月22日胆のうの手術後合併症により死去。念願の「歴史的有名人」の仲間入りを果たした。
| ニュースピリット(ドナルドダック) | |
| The New Spirit (Donald Duck) | |
| アンディ・ウォーホル | |
| Andy Warhol |
| 制作年 | 1985年 |
|---|---|
| エディション |
23/190 |
| サイン | あり |
| 技法 |
シルクスクリーン |
| 作品本体サイズ(縦×横) |
95x94cm |
| 作品の状態 |
左下部に若干のオレ有。鑑賞には差し支えございません。 |
| 額仕様 |
アクリルボックス |
| 額寸(縦×横×奥) |
124x124x5cm |
| お届け期間 | 3営業日以降 |
| 特記事項 | ※この作品は期間展示中のため、5月中旬以降のお届けとなります。 |
| 海外店頭価格 | (2010/01/01 更新) |
| 品番 | C000-01906 |
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