
テート・モダンにも、MoMAの壁にも「落描き」しました
2007年に、MoMAの壁一面に2週間かけてドローイングを直に描き、美術館を訪れる人々の目の前での公開制作だったこともあり、たくさんのメディアに取り上げられたダン・ペジョヴスキ。キース・ヘリングのごとく次々に、黒の太いマーカーペンで壁面を埋め尽くしていくその絵は、ドローイングと漫画とグラフィティがミックスされたようなスタイル。辛辣に皮肉られているのは、紛争や環境といった社会問題でありながら、どこかコミカルな笑いの要素も感じさせます。この15枚組みでも、京都議定書もどこへやら、煙突はモクモクとCO2を吐き出し、自由の女神はなぜか両手にタイマツを持っている、などひとつひとつの読み解きも楽しい。ルーマニア出身の1961年生まれ。民主化革命を肌で体験したこの作家は、社会に対するメッセージを美術館の壁というフィールドで表現し続けています。99年のベニス・ビエンナーレ以後、イスタンブール、モスクワなど国際展で次々とルーマニア代表で参加。2006年にはテート・モダンの館内にも「落書き」しました。(2008.08.16)
<調達担当者コメント>
MoMAやベニスビエンナーレにも出展したこともあるルーマニア人作家Dan Perjovschiの作品です。一見、落書き風にも見てとれる内容ですが、地球そのものの現状をブラックユーモアのタッチで分かりやすく、一方で切実に訴えかけているようにも思える15枚1組の作品です。この機会に是非!
1961年 ルーマニア、シビウ生まれ。ブカレスト在住。
ルーマニアのGeorge Enescu Iasi Art Universityで学ぶ。社会主義下で青年時代を過ごし、1989年のシャウシェスク政権が崩壊したルーマニア革命後、90年代初頭から活動を開始する。母国では新聞などに時事問題についてのイラストレーションを描くなども行っている。1999年にはベニス・ビエンナーレにルーマニア代表として出品。2005年「Naked Drawing」ルートヴィヒ美術館(ケルン)、2006年「Room Drawing」テート・モダン(ロンドン)、2007年「Project 85」MoMA(ニューヨーク)など、近年は世界的な美術館での個展が続いている。国際展の参加も相次いでおり、イスタンブール・ビエンナーレ (2005年)、 モスクワ・ビエンナーレ(2007年)など。1999年のベニス・ビエンナーレでは、ルーマニア館の床に描いたドローイングで注目を集めた。現在は主に美術館の壁面にドローイングを描くスタイルでの個展で知られている。
| 2007 | |
| 2007 | |
| ダン・ぺジョヴスキ | |
| Dan Perjovschi |
| 制作年 | 2007年 |
|---|---|
| エディション |
27/50 |
| サイン | あり |
| 技法 |
リトグラフ |
| 作品本体サイズ(縦×横) |
29.6x21cm |
| 作品の状態 |
良好 |
| 額仕様 |
なし |
| 額寸(縦×横×奥) |
xxcm |
| お届け期間 | 約2週間 |
| 特記事項 | ※額装希望の場合は別途有料で手配します |
| 海外店頭価格 | no data (2010/01/01 更新) |
| 品番 | C000-01917 |
■こちらの作品もいかがでしょうか?
■他の訪問者が観た作品はこちら
