
昔、ロシアのボリショイ・サーカスの出し物で人気のあった、犬のサッカーを思い出す。見事なヘッディング・シュートに感心したものだ。もともと犬はボールが大好き、一度咥えたら最後余程のご褒美がないかぎり離そうとしない。でもここでは大きなバスケット・ボールを鼻頭にのせて、慎重にフリースローを決めようとしている。いや本当はガマンしているんだろう。スポールディングの公式球は結構重さもあるはず。ウエグマンの犬たちは同じワイマラナーでも皆キャラクターが違うとか。オールマイティだった初代マン・レイと二代目のフェイ・レイは別格として、表情豊かなクルーキー、ファッショナブルなバッティナ、そしてボールに全く興味を示さないチップ。でも基本的には人間と遊ぶのが大好きなのがワイマラナーの特徴だそうだ。
1943年、マサチューセッツ州、ホリヨーク生まれ
ボストンのマサチューセッツ美術大学卒業後、イリノイ大学で絵画を学ぶ。60年代末、アメリカの美術界の主流がミニマル・アート(形、色、素材を必要最小限に限定したアート)やコンセプチュアル・アート(概念芸術、視覚的なものより観念的なものを強調し、言語、図表、写真、パフォーマンスなどにより表現するアート)であった頃に活動を始めたウェグマンは、写真、ビデオ、ドローイングなど様々な作品を制作。そして70年代の終わりに、自分のパフォーマンスをビデオ撮影中、愛犬のワイマラナーが飛び入り参加し、その活躍と可能性は愛犬を主役にした大型ポラロイド作品へと大きく変化することになった。初代愛犬の名はマン・レイ、彼をモデルとした一連の作品は大人気となり、作品集もベストセラーとなった。死んだときには雑誌の表紙を飾るほどだった。その後二代目のフェイ・レイ、その子供たちのバティーナ、チュンド、クルーキーまたその子のバティ、孫のチップと出演者の犬たちは増え続けている。
| 制作年 | 2000年 |
|---|---|
| エディション | AP 2/10 |
| サイン | あり |
| 技法 | アイリスプリント |
| シートサイズ (縦×横) |
54.4x44.3cm |
| 作品の状態 | 良好 |
| 額仕様 | 黒(木地)/マット |
| 額寸 (縦×横×奥) |
71x59.5x2.8cm |
| お届け期間 | 約2週間 |
| 特記事項 | |
| 海外店頭価格 | 900ドル (2007/11/01 更新) |
| C000-01945 |