
機能を極限まで追求した結果、出現するある種の形があります。最先端技術を駆使した巨大システムやミクロの集積回路など、パターンとしての美しさ、機能美を実現します。ゾーン[区域]は、そんな中でも電波というものを媒介として、都市的、軍事的役割をつかさどるアンテナ(空中線)をテーマにしました。 広大な土地、区域にはりめぐらされるアンテナは、形状と美しさの危険な饗宴です。
通信ネットワーク(携帯電話やインターネット)は現在日常的に個人がその恩恵を享受しています。しかし米ソの冷戦時代は軍用民用を問わず重要な内容の通信には、高度なセキュリティー確保が問われていました。おもに軍用目的のアンテナは非常に巨大であることが様々な意味でリスクを増大させたのです。そのリスク回避の解決を考えた結果、蜘蛛の巣状多重通信システムが現在の情報インフラとしてのインターネットです。冷戦時代に開発されたこれらの巨大なアンテナ群がインターネットと衛星通信の発達で歴史の遺構になる日がくることでしょう。
本作の解説:
沖縄の読谷村にある米軍のアンテナです。第2次大戦でドイツが軍事通信諜報用に開発したもので通称『象の檻』と言われています。この時の撮影はピントグラスが割れてしまいセロテープで補修していました。いまだにひび割れた光景が心に焼き付いています。
(株式会社ニコン ウェブギャラリー内 サイトページより抜粋)
| 1957 | 愛知県名古屋市生まれ |
| 1977 | 中部工業大学工業物理科中退 |
| 1984 | 東京綜合写真専門学校 研究科卒業。 |
| 受賞歴 | |
|---|---|
| 1988 | 第4回東川町国際写真フェスティバル 新人賞受賞 |
| 1998 | レオボルト・ゴドウィスキーJr.カラー写真賞 2席入賞 |
| 個展 | |
| 1981 | 「都市の肖像」フォトギャラリー・アウル(東京) |
| 1984 | 「In Tokyo」ツァイト・フォト・サロン(東京) |
| 1987 | 「ZONE」ツァイト・フォト・サロン(東京) |
| 1989 | 「人工楽園」INAXギャラリー(大阪),INAXギャラリー2(東京) |
| 1990 | 「In Tokyo」・「ZONE」フォト・インターフォーム |
| 1991 | 「人工楽園」インターフォーム・アトリエ (大阪) 「EIJI INA」ファブリック・フォト・フォーラム(ハンブルク) |
| 1991 | 「In Tokyo, ZONE, 人工楽園」INAXスペース(札幌) 「MATERIAL EVOLUTION」パルコ・ギャラリー(東京) 「人工楽園」Irving Photographic Art Gallery(マルメ スウエーデン) |
| 1993 | 「SCRAP」かねこ・あーとギャラリー(東京) |
| 1995 | 「WASTE」かねこ・あーとギャラリー(東京) |
| 1997 | 「WASTING-AWAY」かねこ・あーとギャラリー(東京) |
| 1999 | 「WASTE-AGIN」 かねこ・あーとギャラリー(東京) |
| 2002 | 「WATCH」 art & river bank (東京) |
| 2003 | 「Private Watch」 難波ギャラリー (東京) 「Rainbow」 虹 難波ギャラリー(東京) |
| 2005 | 「COVER」 art & river bank (東京) |
| 2006 | 写真の現在3・臨界をめぐる6つの試論」東京国立近代美術館、東京 他、東京のみならず、バルセロナ、パリ、ベルリン、やアメリカの各地にてグループ展に出品。) |
| 2007 | 「伊奈英次 1981-2006」ギャラリー・アートアンリミテッド(東京) |
| 作品収蔵 | |
| 川崎市市民ミュージアム、パリ国立図書館、東京都写真美術館、北海道東川文化ギャラリー、北海道立釧路美術館、フィラデルフィア美術館、釧路美術館、福岡市立美術館、国際交流基金) | |
| 写真集 | |
| 「WASTE」(1995) 自費主版、「WASTE」(1998) Nazraeli Press USA | |
| 制作年 | 1986年 |
|---|---|
| エディション | ED25 |
| サイン | あり |
| 技法 | タイプCプリント |
| シートサイズ (縦×横) |
28x35.6cm |
| 作品の状態 | 良好 |
| 額仕様 | マット、木製額 |
| 額寸 (縦×横×奥) |
42.2x52.5x2.6cm |
| お届け期間 | 約3週間 |
| 特記事項 | |
| 海外店頭価格 | no data (2007/12/27 更新) |
| C000-01972 |