
紙を基本のマテリアルとして使用するアーティストは数あれど、紙(=紙幣)そのものが媒体となりナイフがペンのかわりとなるアーティストはそうはいないだろう。形態的には、紙幣はただの紙であるが、その紙の意味するものにくっきりと光を当てたのが、ジャスティン・スミスの作品である。
本作、「The Absolute Power」は、USドルのみが貼り付けられている。アメリカがUSドルでパワーを買い取っているという事実、そして今一番力をもっている最も豊かな国であることを端的に表現しているといえよう。なぜなら銃は、パワーやコントロール、暴力、危機、戦争、そして死の象徴でもあるからだ。しかしながら同時に、本作品はハリボテであり、手で簡単に壊すことができる。堅固に見える本作の実はもろい構造は、パワーの質に対する問いかけとも解釈できるのではないだろうか。
1971年、サマーセット、イギリス生まれ。
ロンドン在住。1993年City and Guilds Institute卒業。1990年、Somerset College of Arts and Technology卒業。国内外のさまざまなギャラリーや美術館にて展覧会多数。その作品は、ブリティッシュカウンシルをはじめ、プライベートコレクションや国内外の企業コレクションとして多数収蔵されている。
http://www.justinesmith.net/cv.html
| 制作年 | 2005年 |
|---|---|
| エディション | オリジナル |
| サイン | あり |
| 技法 | キャスト、アメリカドル紙幣 |
| シートサイズ (縦×横) |
xcm |
| 作品の状態 | 良好 |
| 額仕様 | ミラーケース |
| 額寸 (縦×横×奥) |
36.5x88x19.7cm |
| お届け期間 | 約2週間 |
| 特記事項 | ※ミラーケース費込みの価格です。 |
| 海外店頭価格 | no data (2008/01/18 更新) |
| C000-02052 |