
ネズミは2002年以来、ステネットの作品中一貫して重要なモチーフとして取り上げられます。本作品、ネズミの毛流れから爪についた小さな汚れ、指の赤みまで鮮明で、写真にしか見えませんが、実は絵画なのです。「人が安全だと思い込んでいるゾーンから、ちょっとした一突きをしていると思っているよ。それによって普段我々を取り巻いている見落としがちな事象に対して、もう一度考えてみる機会を与えていると思う」とステネットが語る通り、ネズミは一般的に人間に対して不快感を与えますが、同時に昔から民間伝承にもたびたび登場する神聖な動物でもあることに気づかされます。この作品、リアルなネズミが描かれていてぎょっとしますが、よく見るととてもかわいらしく愛らしい姿だと思いませんか?
1972年、アメリカ、アラスカ州生まれ。
ニューヨーク在住。1994年オレゴンのウィラメット大学卒業。ソネットは自らの作品に一貫してネズミを重要なモチーフとして取り上げる。彼はネズミを愛しその世界に没頭、写真やビデオ、絵画にその姿を克明に収め、自らのスタジオに36匹ものネズミを飼い生態をつぶさに観察している。特に絵画作品におけるステネットの徹底した緻密な描写は、写真にしか見えないほどの精度である。普段人々が見落としがちな小さな事象にスポットをあて、もう一度違う見方をすることを提唱する。ネズミは一般的に人間に対して不快感を与えるが、作品を通すとそれらが昔から民間伝承にもたびたび登場する神聖な動物でもあることにも気づかされる。ステネットの作品にはいつも、平穏とパニック、美と醜、再生と破壊といった相反する価値観が絶妙に混ざり合う。1994年からイギリスやアメリカの各地でグループ展及び個展をたびたび開催。2003年のSCOPE(マイアミ)では新人賞のファイナリストに選ばれる。その後2004年の SCOPE(ロンドン)にも作品を発表、2005年近年では、2007年にはニューヨークの31GRANDにて個展を開催、高く評価される。
| MOUSE SWIMMING OVERHEAD | |
| MOUSE SWIMMING OVERHEAD | |
| アダム・ステネット | |
| Adam Stennet |
| 制作年 | 2004年 |
|---|---|
| エディション |
ED 1/9 |
| サイン | あり |
| 技法 |
DVD(9分17秒) |
| 作品本体サイズ(縦×横) |
xcm |
| 作品の状態 |
ケースに若干の傷あり。鑑賞には差し支えございません。 |
| 額仕様 |
なし |
| 額寸(縦×横×奥) |
xxcm |
| お届け期間 | 約2週間 |
| 特記事項 | |
| 海外店頭価格 | no data (2008/01/18 更新) |
| 品番 | C000-02053 |
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